exec関数を使用してrmを実行する時にワイルドカードが使用できない

Question

いつも活用させていただいております。

早速ですが、、、、
linuxアプリから、「rm -r /tmp/test/」と実行したいのですが、
ワイルドカード（）を指定すると、ファイルが見つからないというエラーになってしまいます。
※都合上popen/systemが使用できないため、exec関数で実施する必要がある。
※同じコマンドをシェルで実行すれば、削除できました。

ex) /tmp/test/test.txt

　rm -r /tmp/test/* 　：　ファイルが見つからない
rm -r /tmp/test/*.txt 　：　ファイルが見つからない
rm -r /tmp/test/test.txt　：　削除OK

exec関数を利用すると、ワイルドカード指定出来なくなるのでしょうか？

申し訳ありませんが、ご教授願えればと思います。

// TestCode
int execDelete()
{
	pid_t pid = fork();
	if(pid < 0) {
		// fork失敗。子プロセス終了。 
		_exit(-1);
	}else if (pid == 0) {
		// 削除コマンド実行(指定フォルダ内のファイルをすべて削除 ※実際は-rfで実施)
		execl("/bin/rm", "/bin/rm", "-r", "/tmp/test/*", NULL);
		_exit(-1);
	}else{
		// 親プロセス
	}

	// 親プロセス
	int status;
	pid_t r = waitpid(pid, &status, 0); //子プロセスの終了待ち
	if (r >= 0) {
		if( WIFEXITED(status) ) {
			ret = WEXITSTATUS(status);
		}else if( WIFSIGNALED(status) ) {
			ret = ERR_NG_CHILDE_PROSESS_SIGNALED;
		}else{
			ret = ERR_NG_CHILDE_PROSESS_OTHER;
		}
	}else{
		//子プロセスの終了待ちでNG
		ret = ERR_NG_CHILDE_PROSESS;
	}
	return ret;
}

Answer 1

外していたらごめんなさいですが、ワイルドカードを展開するのはシェルなので、そのままコマンドを叩いても無理だと思います。

Answer 2

既に回答が付いていますが、ワイルドカードはシェルが展開しているので、exec 系の引数で指定するだけではそのまま "*" がコマンドに渡されるという動作になります。

どうしてもワイルドカード指定したいのであれば、こんな感じで sh を経由するか、専用の shell script を作成するしかないと思います。
※ミスると危険なので他のコマンドで試した方が良いです。

execl("/bin/sh", "sh", "-c", "/bin/rm -r /tmp/test/*", NULL);