PHPで「&$value」と書いた時の「＆」の意味がわかりません

Question

$a = array(1, 2, 3, 4);
foreach ($a as &$value) {
    $value = $value * 2;
}

上記のように書くと、$a はarray(2, 4, 6, 8)になりますが、＆を取り除いて

$a = array(1, 2, 3, 4);
foreach ($a as $value) {
    $value = $value * 2;
}

このように書くと、$aの中身は書き換わりません。

これはどうしてなのでしょうか。
レファレンスの意味がよくわかりません。

（追記①）
アドバイスありがとうございます。
「$a=&$c」のような使い方では、$cが$aのエイリアスのように振る舞うと考えれば理解できたのですが、foreachで「$a as &$value」のように書かれた時に何がどうなっているのかわかりませんでした。

$a = array(1, 2, 3, 4);
foreach ($a as $value) {
    $value = $value * 2;
    echo $value.'<br>';
    var_dump($a);
}

上記のように「&」をつけない場合は$valueは2倍されていますが、$aは2倍されていません。
逆に「foreach ($a as &$value)」のように、「&」をつけると、$aも2倍されます。
「$a as &$value」と書くと$aは$valueを参照するようになると考えればいいのでしょうか？

Comments

[m.ts10806]

PHPマニュアルは確認されました？　http://php.net/manual/ja/language.references.pass.php 「参照渡し」としても分かりませんでしょうか

[tokyodesk]

アドバイスありがとうございます。 マニュアルを見ましたが、関数に&をつけた関数を代入していて最初の例以外はあまり理解できませんでした。 こちらのページの参照渡しは理解できたと思います。 http://php-beginner.com/reference/variable/reference_var.html

[m.ts10806]

途中echoやvar_dump()でデータの動きを追ってみたほうがいいですね。そうすると理解が深まります。

[tokyodesk]

了解です。ありがとうございます。

Answer 1

マニュアル確認して下さい

$a=1;
$a=&$b;
$b=2;
print $a;//2

$aを$bとして宣言しておくと、$bを編集したら$aに値が反映される仕組みです
ちなみにjavascriptのオブジェクトも同じ仕組みです

<script>
var a=b={};
b.x=2;
console.log(a.x);
</script>

Comments

[tokyodesk]

javascriptでも同じようなものがあるんですね。
了解です。
ありがとうございます。

Answer 2

一応簡単なサンプルコードを置いておきます。

function test(&$b){
    $b = "b";
}
$a = "a";
echo $a;
test($a);
echo $a;

出力結果：ab

参照渡しをするとその変数の実体が渡るので別の変数名で受け取ったとしても受け取った先で書き換えた場合はその後は書き変わった値が有効になります。
foreachはその変数のコピーが渡されて処理が行われるので、その渡し方を参照渡しにしただけですね。

まあ・・既に回答がついているように特にforeachで参照渡し使わなきゃいけない場面って見当たらないですけど。
下記のような検証記事もあります。

• PHPのforeachで参照渡しを使ったときの落とし穴
• foreachの参照渡しと罠
• foreachの$valueを参照で受けると思わぬバグを引き起こす

Answer 3

使わないので覚えなくていいし忘れていい。
余計な知識は不要。

PHPで参照渡しを使っていいのは無名関数のuseのみ。

Comments

[tokyodesk]

え、そうなんですか？？
参照渡しの概念を理解すること自体は、PHPで開発をしようと思っている時は必須でしょうか？

[退会済みユーザー]

読むときにはいるけど、書くときにはいらんねぇ。
忘れちゃダメだけど、余計な知識は必要ない感じ。

[tokyodesk]

そうなんですね。
読めないのも困ると思うので、基本的な動きは理解しておきたいと思います。

Answer 4

&を付けない場合は、$aのコピーとして$valueを作成するので、$valueを書き換えても$aに影響はない。

&を付けた場合は、$aを参照する変数として$valueを作成するので、$valueへの書き込みは、$aの書き込みと同じことになります。

Comments

[tokyodesk]

ありがとうございます。
大変わかりやすかったです。
&をつけると、$aも$valueの書き換わりを認識しているので「$aを参照する変数が$valueである」ということは、「$aも$valueを参照する」ということになるのでしょうか。

[kasa0]

動作的にはそうなりますが、あくまでも$aは本体であり、$aを参照しているのが$valueという位置づけです。
なので、$valueを unset しても $aは影響を受けません。

[tokyodesk]

$aをunsetして確認してみると$aはNULLで、$valueは最後の8が表示されることを確認できました。
参照渡しをforeacheで使うとこのような挙動になるというように理解しておきたいと思います。
ありがとうございました。