UMLのアクティビティ図とシーケンス図の違いってなんなんでしょうか？

Question

UMLのアクティビティ図とシーケンス図の違いってなんでしょうか？
図の見た目は違いますが、やってることの違いを教えて下さい。

Answer 1

アクティビティ図はフローチャートみたいなので、業務や処理の流れを記述します。
シーケンス図はオブジェクト間の作用（アクション、メッセージ）を時系列順に記述します。

アクティビティ図はオブジェクトやクラスなどに焦点を置かず、
どういうふうに処理が進むのかを順序立てる一方で、
シーケンス図は処理の主体になるオブジェクト（クラス）を念頭に、
どのオブジェクトからどのオブジェクトにどういう作用（アクション、メッセージ）をいつ送って処理を成り立たせるかという
処理タイミングの記述に重きが置かれます。

Comments

[sho_cs]

シーケンス図はデータのやり取りでなくメッセージ（実装においてのメソッドの呼び出し）のやり取りを記述しているのではないでしょうか。

[退会済みユーザー]

データそのものではなく、AしなさいBしなさいといったアクションに重きを置いたものですね、訂正いたします。ご指摘ありがとうございます。

[Chikin]

解答ありがとうございます。
オブジェクト間のメッセージのやり取りと、処理の流れという違いがあるんですね。
私が読んだ本には、アクティビティ図のアクティビティパーティションは一般的にオブジェクトを指定するとかいてあったので、シーケンス図のオブジェクトのライフラインと似たものだと考えていました。