ファクトリーパターンでのこの使用例がわからない

Question

https://think-on-object.blogspot.com/2011/11/factoryfactory-methodabstract-factory.html

こちらの記事を読んでいたのですが、一部わからない部分があったので質問します。

interface C{}

class A implement C {}
class Z implement C {}

abstract class CFactory{
    abstract C newInstance();
}

class AFactory extends CFactory{
    C newInstance(){
        return new A():
    }
}

class ZFactory extends CFactory{
    C newInstance(){
        return new Z():
    }
}

class B {
    method(){
        C = CFactory.newInstance();
    }
}

記事中に上記のようなコードがあり

クラス B はまったく変更することなく、このクラスを扱うことができます。

とおっしゃっています。

CFactoryは抽象クラスで、newInstanceメソッドは定義されているだけで、実装はされていないので、Cへの代入は不可能な気がします。

この処理は何を意味しているのでしょうか？
どなたかご教授お願いします。

Answer 1

CFactoryは抽象クラスで、newInstanceメソッドは定義されているだけで、実装はされていないので、Cへの代入は不可能な気がします。

仰る通りです。
CFactoryの実装クラスであるAFactoryクラスやZFactoryクラスであれば、インスタンス化した上でnewInstance()を呼び出し、Cを得ることはできます（そもそも変数Cに型定義すらされていませんね）。

Answer 2

Factory Method パターンとしては通常 AFactory のインスタンスを生成して newInstance() を実行することになるはずです。
そもそも static メソッドでもないのでコンパイルできるはずもなく、擬似コードとして書いただけで検証は特にしていないのではないかと思います。