ScriptableObjectのメモリ上の扱われ方について

Question

http://tsubakit1.hateblo.jp/entry/2014/07/24/030607

エディタで操作するとScriptableObjectに登録したデータが反映し登録できているように見えてしまう為、ScriptableObjectはデータ保存の変わりに使えるように見えますが、結論を言うと出来ません。
ScriptableObjectのデータはゲームにビルドした際は静的な物であるため、ゲーム実行時にリセットされてしまいます。その為、セーブデータの保存には向きません。

Editorモードでは、変更がフラッシュされるとAssetファイルに書きこまれてしまいますが、
実機の上でゲーム実行中保持されている変更は、ずっとメモリーに握られているんでしょうか？
それとも、ScriptableObjectへの参照がなくなってGCによって解放された瞬間変更は破棄されてしまうのでしょうか？

Answer 1

未検証ですがどっちもイエスです。

UnityのGCは「全ての参照が無くなったら実行」なので、
最初にScriptableObjectのデータにアクセスした時点でメモリに乗って、以後保持。
同じScriptableObjectにアクセスしている全てのオブジェクトが無くなったらGCによってメモリ上から破棄、そのタイミングで変更は破棄される。
という流れかと。

ちなみに原理としては「ファイルを開いて変更した後、保存しないままファイルを閉じ、再度開いたら変更前に戻る」のと一緒でして、Unityエディタ上で操作した場合は「変更があったら保存する」という仕組みが入っているので変更後も保持されます。
逆にこいつを入れ忘れるとエディタ上でも変更が保存されないことになります。
ScriptableObjectの変更した値が戻ってしまう場合の対処法【Unity】【ScriptableObject】【トラブルシューティング】 - (:3[kanのメモ帳]