Rails 冗長なvalidationの意図が知りたい

Question

現在パーフェクトRuby on Railsを読みながら勉強しているのですが、モデルのファイルで下記のようなvalidationをかけていました。AとBにpresence:trueのvalidationをかけているので、わざわざXYZメソッドでA&&Bをチェックしなくても良いと思うのですが、何か意図があるのでしょうか。
presence:trueのvalidationは通るもしくは無視されるけど、A&&Bが引っかかる状況はあり得るのでしょうか。

その状況が実際問題ほぼ0と言えるのであれば、DRYの原則に引っかかっている様な気がするのですがいかがでしょうか。

以上よろしくお願いします。

validates :A, presence:true
validates :B, presence:true
validate :XYZ

private
 def XYZ
  return unless A && B

  if A > B
   erros.add('エラーメッセージ')
  end
 end

Answer 1

独立性を高めるためだと思います、疎結合にするという言い方もできます
例えばそのチェックがない状態で、以下のように順番が入れ替わると、想定外のシステムエラーが発生しますよね？

validate :XYZ
validates :A, presence:true
validates :B, presence:true

「XYZの事前にA&B」の処理が必要という隠れた密結合状態であり保守性が下がります
将来の自分は忘れるし、複数人で開発する時なども困りますね

■補足
もし重複部分が複雑になり「XYZの事前にA&B」が絶対セットなんだ！という場合は
ABXYZという一つのバリデータを作ってしまう手もあります

Comments

[dounatsu]

おそらくチームでどのレベルまでバリデーションを独立させるかとかは決めるとは思うのですが、確かに個々のバリデーションが独立していた方が安全ですね。
非常に分かりやすい説明ありがとうございました。