DockerfileのFROM python:3.6の意味について

Question

Docker初心者です。以下のコマンドをたてるとコンテナが作成されます。
私の理解では、コンテナはイメージから作られ、イメージはDockerfileによって作られるという認識です。

そこで疑問に思ったのが、

1. モジュール指定している意味はなんでしょうか？
2. Dockerfileの一文目のFROM python:3.6の意味がわかりません、最初の行がFrom CentOSとかOSを指定するのであれば理解できるのですが、このFromは何をしているのでしょうか？

docker build -t local: パッケージ名 python

FROM python:3.6

RUN apt-get update -y
RUN apt-get install -y build-essential libssl-dev libxml2-dev libxslt1-dev
RUN apt-get install -y libbz2-dev zlib1g-dev libreadline-gplv2-dev
RUN apt-get update -y
RUN apt-get install -y mariadb-client

RUN mkdir /code
WORKDIR /code

Answer 1

FROM python:3.6の意味は、Docker hub上にあるpythonをDocker hubからインストールしてきている。
GitHubからgit cloneしてくるようなイメージと同じ。

Answer 2

たんなるイメージの名前ですね。
具体的にはここから３．６タグのイメージを指しています。

Docker Hub python official

ここにあるタグは指定できますし他にもいろいろイメージがあります。

Answer 3

dockerfile

マニュアルをご覧ください。

FROM <イメージ>
または
FROM <イメージ>:<タグ>
または
FROM <イメージ>@<digest>

：以降はタグで、バージョン指定としてよく利用されています。
省略された場合は、latestとなります。

Comments

[sequelanonymous]

ご回答ありがとうございます、すみません、少し言葉が足らなかったかもしれません。
From イメージという文法なのはしっています。pythonのイメージとはなにか？なぜ、pythonのイメージを作って何がしたいのかがよく理解できておらず気になっています。というのが当質問の主旨でした。

[t_obara]

元となるイメージをベースに新たな環境を構築します。
pythonであれば、python実行環境が利用できる環境から、別の環境などを追加して所望の環境を構築する
一から構築しようとするとビルドに時間や手間がかかるので。

[sequelanonymous]

私もふわっと同じような理解を持っていました。そのpython実行環境が利用できる環境とは、具体的になんのことをおっしゃっていますか？そもそも、ここでいう環境ってどういう意味で使われてますか？

[t_obara]

dockerで構築する仮想環境のことです。