rubyのインタプリタ（バイナリファイル）は何処へ

Question

##質問
１、bin/ruby（rubyのインタプリタだと思っているもの）はC言語で書かれたものがコンパイルされた状態すなわちバイナリファイルだと思っていたが開いてみると違いました。（bashのシェルスクリプトでした）rubyのインタプリタ（バイナリファイル）は一体どこにあるのでしょうか・・・？

２、なぜ一度bashを経由しているのでしょうか？直接インタプリタ（バイナリファイル）を最初に読み込んだほうが早そうな気がするのですが

３、付加的な疑問ですがbinに入っているバイナリファイル達に呼び方はありますか？実行ファイルというと*.rbや*.sh等のファイルをイメージするので便宜上あったらいいと思うのですが（実行ユニット・・・？それはCPUの用語か・・・）

#!/usr/bin/env bash
set -e
[ -n "$RBENV_DEBUG" ] && set -x

program="${0##*/}"
if [ "$program" = "ruby" ]; then
  for arg; do
    case "$arg" in
    -e* | -- ) break ;;
    */* )
      if [ -f "$arg" ]; then
        export RBENV_DIR="${arg%/*}"
        break
      fi
      ;;
    esac
  done
fi

export RBENV_ROOT="/home/vagrant/.rbenv"
exec "/home/vagrant/.rbenv/libexec/rbenv" exec "$program" "$@"

Answer 1

２、なぜ一度bashを経由しているのでしょうか？直接インタプリタ（バイナリファイル）を最初に読み込んだほうが早そうな気がするのですが

途中にrbenvという文字列がある通り、これはrbenvによって構築された環境です。複数のRubyバージョンを簡単に切り替えできます。

1. （中略）rubyのインタプリタ（バイナリファイル）は一体どこにあるのでしょうか・・・？

/home/vagrant/.rbenv/以下に、バージョンごとに入っています。

３、付加的な疑問ですがbinに入っているバイナリファイル達に呼び方はありますか？

このような「実際のバイナリを呼び出すためのシェルスクリプト」は、binstubと呼ばれます。

Comments

[domidomi]

何度もありがとうございます、すごく納得いたしました。

Answer 2

rubyのインタプリタ（バイナリファイル）は一体どこにあるのでしょうか・・・？

/home/vagrant/.rbenv/libexec/rbenv which ruby
コマンドによって表示させる事が可能でしょう。

２、なぜ一度bashを経由しているのでしょうか？

rbenvによってバージョン・環境切り替えを行う為、またそれを利用者に意識させずに行う為です。

３、付加的な疑問ですがbinに入っているバイナリファイル達に呼び方はありますか？

普通は実行ファイルと呼びます。
あえてスクリプトと区別したい場合は、実行可能ファイルでしょうか。

また、今回の質問にあるrbenvのラッパースクリプトはshimやshimsと呼ばれています。