それなりに安全になるとは思いますが、この目的のためだけにプロバイダを2つ契約するのはもったいないと思います。
要はPC①とPC②が相互に接続できないようにすればよいので、
(1)プロバイダは1契約でルーターでネットワークを分離する
(2)ネットワーク分離機能のあるルーターでお子さんのPCを隔離する
などが考えられます。
ただ、お子さん同士は接続するのか、プリンタやNASの共有は必要ないのか等の要件によって、対応策は変わってきます。
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(1)の場合はルーターを2台用意する
(1) ですが、「ルーターで」と書きましたが、現実にはVLANの方が簡単ですね。以下の宣伝の「VLAN対応機器で解決」のイメージです。
http://buffalo.jp/products/b-solutions/selection/infra/03.html
この記事で宣伝されているものは企業向けの高価なスイッチだとおもいますが、家庭でも使える数千円のVLAN対応スイッチも売られています。
(2)の場合は分離機能のあるルーターを1台用意する
そのとおりです
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(1)VLANを使う場合について、この場合ですとルーターは1台という事になるかと思いますが、
子供用PCがルーターを攻撃するようなウィルス(現在あるかどうか存じていないのですが、例えばルーターにブルートフォースアタックをかけて、ルーターに侵入してくるなどしてから感染させるウィルス)にかかった場合、仕事用PCには影響はないのでしょうか?
どれくらいあり得るかはともかく、影響はゼロではないですね。
VLANを使わず、ルーターだけで接続する場合ですが、以下の2通りが考えられます。
パターン(1)
+-----+ +----------+ +----------+ +---------+
--+ ONU +---+ ルーター1 +--+--+ ルーター2 +---+ 仕事用PC |
+-----+ +----------+ | +----------+ +---------+
|
| +----------+
+--+ 子供用PC |
+----------+
パターン(2)
+-----+ +----------+ +----------+ +---------+
--+ ONU +---+ ルーター1 +--+--+ ルーター2 +---+ 仕事用PC |
+-----+ +----------+ | +----------+ +---------+
|
| +----------+ +---------+
+--+ ルーター3 +---+ 子供用PC |
+----------+ +---------+
パターン(1)ですと、VLANの場合同様に、ルーター1 が攻撃される可能性が少しあります。子供用PCと同じ位置にNASやネットワークプリンタをおいて、仕事用PCからアクセスできますが、これらがウイルスの影響を受けるというデメリットもあります。プリンタくらいなら許容可能な気がしますが。
パターン(2)ですと、ルーターが1台余計に必要ですが、ルーターに対する攻撃には強くなります。ルーター1のは以下にNASやネットワークプリンタをつないで皆で使うことができますが、ウイルスの影響を受ける可能性があるという点はパターン(1)と同じです。ランサムウェアの脅威を考えると、いずれの場合もNASの共用は難しいでしょうね。
※ いずれの場合も、ONUとルーター1の間のハブは必要なくなりますね。