Computedプロパティについて

Question

Computedプロパティの説明を読んだ際に、getブロックは値を返し、setブロックは値の設定と記載されていました。
しかし、使用例を見ると
class Circle{
var radius:Double = 1.0
var area:Double{
get {
return radius * radius * Double.pi //areaの値を計算して返します
}
set(menseki){
radius = squat(menseki / Double.pi)} //areaの値を設定すると見せて、radiusの値を設定
}
}

let myCircle = Circle()
print("半径(myCircle.radius)")
print("面積(myCircle.area)")

myCircle.ara *= 2
print("半径(myCircle.radius")
print("面積(myCircle.area")
と書いてあり、値を返すのと値の設定の違いがわかりません。
また、これはareaの値を設定するためなのか、radiusを設定するものなのかわかりません。
例とComputedプロパティについての詳しく、知識がまだ少ない私にもわかるようにアドバイスをもらえると嬉しいです。どういう時に使えるなのかもお願いしたいです。
ゲットオンリー、セットオンリーなどについても教えてくれるとありがたいです。

Comments

[fuzzball]

コードは ``` で囲って下さい。

Answer 1

通常の格納型プロパティ（Stored Property）だけで円(Circle)を定義してみるとします。

class Circle {
    var radius: Double = 1.0
    var area: Double = Double.pi
}

var circle = Circle()
circle.radius = 10.0
circle.area = 20.0 // 面積おかしいでしょ
print("circle 半径:(circle.radius), 面積:(circle.area)")

circle 半径:10.0, 面積:20.0

「円の面積＝半径x半径xPi」なので、こんな状態になるようではCircleの実装がおかしいです。

必ずこの公式を守らせるためには、半径か面積のどちらかを計算で求めるようにします。

class Circle {
    var radius: Double = 1.0
    var area: Double {
        get { return radius * radius * Double.pi }
        set { radius = (newValue / Double.pi).squareRoot() }
    }
}

var circle = Circle()
circle.radius = 10.0 // この値は上書きされる
circle.area = 20.0 // 半径が変わる
print("circle 半径:(circle.radius), 面積:(circle.area)")

circle 半径:2.52313252202016, 面積:20.0

このように計算で求めるべきプロパティ、あるいは他のプロパティに計算結果を反映すべきプロパティは
計算型プロパティ（Computed Property）で実装します。

これはareaの値を設定するためなのか、radiusを設定するものなのかわかりません。

あくまでも「Circleインスタンスの使用側から見て」 area の設定です。
使っている人はそのプロパティが格納型なのか計算型なのかを知っている必要はありません。
実装側が計算型で実装するのであれば、「プロパティを取得したい(get)」と言われれば
getブロック、「プロパティに設定したい(set)」と言われればsetブロックで対応します。