リフレクションとは何ですか？

リフレクション、、

C++にはRTTIがあって、プログラムの実行中にこのRTTIから取得した情報を使って何かの処理をするという。

同様にC#ですと、メタ情報があって、例えばテキストデータからクラスのインスタンスを生成するという事が出来るらしいですが、この際にメタ情報を読んでくる、
このメタ情報を参照する事がリフレクションという事でしょうか？

（ちなみに、RTTIはメタ情報という事で合っているのか合っていないのかご指摘いただきたいです。）

行動規範の内容に同意します

回答3件

ベストアンサー

こんにちは。

基本的に関数名や変数名、変数の型などは、プログラムの実行には不要な情報です。アセンブラやC/C++などでは、実行時にはこれらの情報は原則として全て削ぎ落とされています。従って、プログラムの実行中に、関数名や変数名、変数の型を参照することは原則としてできません。

なぜなら、型情報は当該変数を操作するマシン語へ変換してしまえば、後は不要です。また関数名や変数名は遅くとも実行直前までにメモリ・アドレスへ変換されます。実行のためにはアドレスが確定していれば十分ですし、その方が高速ですので。
このようなプログラムを実行するためには不要だけどプログラムを記述する際に使う情報を「メタ情報」と呼ぶことが多いようです。

C++はRTTIの仕組みにより、このメタ情報のごく一部（型名や型の識別ID）を読み出すことができます。
（クラスのメンバ・リストやenum型のシンボル・リスト等を得ることはできません。）
この機能を「リフレクション」と呼ぶには抵抗を感じます。また、そのように表現している記述を見たことはないです。

このメタ情報を参照する事がリフレクションという事でしょうか？

参照だけに限定した機能を「リフレクション」と表現する記述は見たことはないです。
C#等のリフレクションはかなり強力で、ほとんどのメタ情報を読み出すこと、更に修正すること、当該方のインスタンスを生成することなど、大抵のことが可能です。（ただし、遅い、可読性が低い、せっかくの静的型付けがまるっと無駄になるので、リフレクションを使う必要がない時は使うべきでありません。）

（ちなみに、RTTIはメタ情報という事で合っているのか合っていないのかご指摘いただきたいです。）

RTTIはメタ情報の一部を参照できる仕組みですので、合っていると思います。

投稿2018/09/13 04:27

Chironian

総合スコア23272

rocket

2018/09/13 15:41 編集

まず、他の回答者さんも言われている通り、C++はリフレクションをサポートしていないということですね。なので、RTTIのようなメタ情報に当たる部分があってそれを読み出せるだけの機能ではないようですね。確かにそうですね、それだったら「メタ情報を読み出す」程度の表現でわざわざリフレクションという名前がつけられることもなさそうで...。「メタ情報を使って何をやるか、何かができるようになってる」という事がリフレクションをサポートしてるかどうかの違いなら、リフレクションとして用意された機能を調べて行けばわかりそうな感じがしてきました。そういうことでしょうか。