Haskellでrangeのforみたいなやり方について

Question

再帰の考え方がいまいちよくわからないのですが
例えば
pythonの

x = 10
y = 0
for line in range(x):
    y +=1

ってどうやるのでしょうか？

Answer 1

y を戻り値とする関数として行うなら例えば ???? ですね。

loop 10 y = y
loop  x y = loop (x + 1) (y + 1)

という関数を定義した上で loop 0 0 を呼ぶと x が 10 に近づくまでの間に y を一つずつ増やす、という処理を表現できます。

パターンマッチが難しいと感じた場合は、下記のようにも書けるので、参考にしてください。

loop x y =
  if x == 10
    then y
    else loop (x + 1) (y + 1)

いずれにしてもポイントは、ループの中で書き換えている変数を、新しい値に書き換える代わりに、「次の関数呼び出し」の際、引数として新しい値を渡すことです。

関数型プログラミングスタイルでは、状態を書き換える代わりに、新しい引数として関数に渡す、というのが伝われば幸いです。

Comments

[Bolshikh_i_mal]

とっても分かりやすいです。ありがとうございました！
ちょっと待ってください、
then って何ですか？

[igrep]

Python の if で言えば
if x == 10:
...
else:
...

のコロン 「:」に該当するものと、言えば通じるでしょうか？
ifの「条件」 (上記で言えば「x == 10」)と「真の場合」を区切るためのキーワードです。
入門資料を読めば必ず出てくるかと思いますが、
Haskellのifは必ず

if 条件
then 真の場合
else 偽の場合

という形式で書きます。
実際には改行を挟まなくて良いので、

if 条件 then 真の場合 else 偽の場合

という書き方でも良いです。

[Bolshikh_i_mal]

ありがとうございます！