Go言語で外部プログラムの標準出力・入力を扱う方法について

Question

実現したいこと

Go言語を使って外部プログラムを起動して、ファイルを修正する方法はありますか？
具体的には、Vimで指定されたファイルを読み取り、Vim上に表示されている文字列を置換したいです。

例えば、text.txtが以下のような場合

Hello 

Go言語からVimを使って読み込まれたファイルを修正したいです。

現状で試したこと

Qiitaなどで調査して、ソースコード書いてみましたが意図した動作になりません。

		vimCmd := exec.Command("vim", "text.txt")
        vimStdout, _ := vimCmd.StdoutPipe()
		vimStderr, _ := vimCmd.StderrPipe()
		vimCmd.Start()
        /* 以下3行は有効にするとvimエディタが起動(例外で落ちる) */
		//vimCmd.Stdin = os.Stdin
		//vimCmd.Stdout = os.Stdout
		//vimCmd.Stderr = os.Stderr
		go func() {
			scannerOut := bufio.NewScanner(vimStdout)
			scannerErr := bufio.NewScanner(vimStderr)
			for scannerOut.Scan() {
				for scannerErr.Scan() {
					lineErr := scannerErr.Text()
					fmt.Println("[stdErr] ", lineErr)
				}
				lineOut := scannerOut.Text()
				fmt.Println("[output] ", lineOut)
			}
		}()
		vimCmd.Wait()

[stdErr]  Vim: 警告: 端末への出力ではありません
[stdErr]  Vim: 警告: 端末からの入力ではありません

聞きたいこと

• Go言語を使って書きたいという要望がありますが、そもそも不可能なことですか？
• 実現する方法があればヒントだけでもいいのでアドバイスを頂きたいです

結局何をしたいのかというと

Gitのリベース処理を自動化するコマンドを作りたいです。
細かいコミットが重なったために、リベースでSquashしようとすると以下のようなコマンドを実行して、

git rebase -i HEAD~3

すると、git-rebase-todoがエディタで立ち上がると思います。
しかし、その都度エディタが立ち上がり対象のコミットに対してsquashに書き換えるのが面倒です。
そこをコマンドでサクっと修正できるようにしたいと考えています。

Answer 1

一時的に、環境変数 EDITOR にエディターではなく、「自分で作ったプログラム」を登録すれば、git はそちらを呼び出すはずです。

そのコールバックされるプログラムで、エディターに行わせたかった動作をさせる方が簡単かと思いますが、いかがでしょうか？

問題は、git が間に入るので、大元のプログラムからコールバックされるプログラムへパラメーターが渡しにくいという点ですが、そちらは「別の名前の環境変数」とか一時ファイルなどを使うなどの方法があると思います。

Comments

[kamontia]

返信が遅くなり申し訳ございません。
ご指摘されている通り、間にGitが入るためGitの細かなバージョンの違いによっても影響が出てくるかもしれません。
Gitのマニュアルを読み、autosquash機能を使うことで実現したいことが実現できました。
Githubに公開させて頂いております。
https://github.com/kamontia/qs

Answer 2

vimはキー入力を標準入力でなく端末から取るので、パイプでの制御は無理です。
vimのコマンドラインモードであるexを使えばパイプでの制御ができるかと思います。

vimで、:の後に入力するのがexのコマンドです。%s/foo/bar/とかqとか。

echo -e '%s/foo/bar/g\n%l\nwq' | ex test.txt

どうしてもvimということだと、擬似端末(pty)のAPIを使って動かすのでしょうか。

Comments

[kamontia]

ご回答ありがとうございます。
ptyを使用すると色々出来そうですが費用対効果があまり無さそうですね。
コミットメッセージに"squash! 統合したい過去のコミットメッセージ"とし(Go等のプログラムから出来そうです)、rebaesのautosquashオプションと組み合わせて実現できそうです。