前提・実現したいこと
○、×の2値の出力をする複数のセンサーを統合したいと考えています。
統合するセンサーは4個(4種類)で、それぞれのセンサーは、統計的に正規分布で以下の性能を持ちます。
①平均正解率90%、標準偏差7%
②平均正解率85%、標準偏差5%
③平均正解率80%、標準偏差3%
④平均正解率75%、標準偏差1%
4つのセンサーに相関性は無く、それぞれが独立して○、×を出力します。
この4個のセンサーを統合して、統計的に平均正解率90%より高い出力を作りたいです。
(統合結果は正規分布ではなくなると思いますが、それは問題ありません)
考えていること
出力が2値なので、それぞれの出力を
A1,A2,A3,A4 = 1(true) , 0(false)
として、定数W1,W2,W3,W4,Threshとして、
A1W1 + A2W2 + A3W3 + A4W4 > Threshを正解としてやることで、
平均正解率が90%より高い1個の出力を作れないかと考えています。
しかしながら、定数W1~W4、Threshの決定方法が分かりません。
補足
・使うセンサーはそれぞれ性能にばらつきが存在し、①のセンサーであれば、平均的には90%の正解率を持つが、実際に使うセンサーは87%のものかもしれないし、94%のものかもしれないです。
・センサーの性能の分布は厳密には正規分布ではないのですが、正規分布として考えます。
・それぞれのセンサー出力に重み付けして統合という方法を考えていますが、もっと良い方法があれば、そちらを使いたいと思います。
追記
偏差を無視して、平均正解率で計算すると、
センサー4個の出力パターンは2^4=16通りで、答えが正解時、不正解時それぞれでの発生確率が算出できると思います。
たとえば、tfft(①・④がtrue,②・③がfalse)は、
答えが正解のときの発生確率は
0.90.150.20.75=0.02025
答えが不正解のときの発生確率は
0.10.850.80.25=0.017
となり、答えが正解のときの方が発生しやすいため、tfftは正解と判定することができると思います。
そして、同様に計算した16パターンの合計で94.425%の正解率で判断できると思います。
しかしながら、偏差の影響が含まれていない結果なので、偏差も含めて統合できないかと考えております。
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