rails、Rakefile内で共通の変数やメソッドを書く場所について

Question

railsのRakefileは以下の様にnamespaceがデフォルトで定義されており、その中にdescやtaskを書いていくことが多いと思います。

namespace:sample do

desc:"hoge"
task:fuga

end

Rakefileはrailsに限らず凡ゆる環境で使うことができrubyで書けるtaskファイルということですが、調べていた色々と疑問が出て来ました。
例えばこのRakefile内で共通して使用したいメソッドや変数がある場合

#1 namespaceの中、taskの外
namespace:sample do
def sample1
a="rails"
puts a
end
desc:"hoge"
task:fuga
sample1
end

#2 namespaceの外
def sample1
a="rails"
puts a
namespace:sample do
desc:"hoge"
sample1
task:fuga
sample1
end

#3 namespaceとtaskの中
namespace:sample do
desc:"hoge"
sample1
task:fuga
def sample1
a="rails"
puts a
end

と、どのパターンで書くべきなのでしょうか？
個人的にnamespaceやtaskと言った文がややこしくしていて、またnamespaceというのをrubyの中で使うイメージがあまりなく、C#等の言語でクラスライブラリを管理している構文というイメージがありました。
調べているとこのnamespaceはtaskごとの似た処理を記述するというものでしたが、classの様なものとみて良いのでしょうか？
例にはあげていないですが、メソッドに引数を取って、違う値を入れつつtask内で使いまわしたりしたいのですが、、、ご回答よろしくお願いいたします。

Answer 1

「namespaceの外」がおすすめです。

namespaceやtaskはRake専用の構文（いわゆるDSL）みたいなもので、意味としてはタスクランナーとして使うための公開APIみたいなものと考えるのがよいと思います。言い換えると、タスクで実行したい簡単な概要、タスク間の関係だけを記述して、その処理の詳細についてはnamespaceやtaskの中には書くべきではありません。

で、各タスクでの処理については、普通のRubyで書けばよいので、場合によっては別ファイルに書いてrequireするなり、あるいは同じファイルに別途書く、くらいの気持ちで良いかと思います。

def do_something
  # ...
end


namespace :foo do
  task :task_something do
    do_something
  end

  task :task_anotherthing do
    do_otherthing
    # ...
  end
end

以上はメソッドの例ですが、クラスを1つくらい作る場合も同様です（ただ、たくさん作る場合は別ファイルにした方が良さそうです）。