文字列の要素の値を変更したいが、ポインタ配列だとできないのはなぜでしょう？

Question

文字列は書き込み禁止領域にあるはずなのですが、上のコードのようにポインタ配列だと、(str+1)の値を変更できないのですが、下のコードの場合(str+1)の値を変更できるのはなぜでしょうか？

#include <stdio.h>

int main(void)
{
	char *str = "abc";
	printf("%s\n", str);
	*(str+1) = 'd';
	printf("%s\n", str);
	return 0;
}

#include <stdio.h>

int main(void)
{
	char str[] = "abc";
	printf("%s\n", str);
	*(str+1) = 'd';
	printf("%s\n", str);
	return 0;
}

Answer 1

PC上で実行させる分には、全てがRAMの環境の上にプログラムが展開されて実行されるため、どんなところのデータも変更できます
例に挙げられたコードでは、コンパイラが定数領域を指していると推測するために、変更できない（はずの）領域を変更しようとしている、とエラーを出します、が、それでも別にポインタを用意して、おなじアドレスに対して書き込みを行うと変更できますね

組み込み用途なんかで、マイコン上で実行されるコードでは、ROMとRAMの環境上で展開、実行されるため、定数領域はROM上に配置されて、文字通り書き換えできないようになりますね。

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で、本来、文字列、というのは定数なので、その内容を変更するのは間違いです
それをするなら、下の例のようにchar型の配列を文字列データで初期化してそれを使いましょう

Comments

[asm]

> 全てがRAMの環境の上にプログラムが展開されて実行されるため、どんなところのデータも変更できます
書き込み不可属性ついた領域には(基本的に)書き込めません
https://wandbox.org/permlink/PH3h5VaEczunSGgm

Answer 2

https://qiita.com/HAMADA_Hiroshi/items/ed9305e377dc7e10fbe5
に解決法が書いていました。

Comments

[pepperleaf]

> char str[] = "abc";
が配列に格納されるという事ですね。
最初の回答が間違えています。(と指摘しておかないと後から、見る人が分からない)
ただし、配列strのサイズは、 4byte ですね。