抽象クラスではなく，インターフェイスを使う理由やメリット

Question

【質問】
C++を使用している人に，C#で使えるようになったインターフェイスのメリットを伝えるにはどうしたらよいでしょうか。

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【補足】
C++　多重継承：できる　　抽象クラス：あり　インターフェイス：なし
C#　 多重継承：できない　抽象クラス：あり　インターフェイス：あり

上記の知識はあります。
C#を使っているだけなら，メリットは多重継承ができるからとかいえますが，
C++の人を納得させることはできません。
C#のインターフェイスを使用しなくても，C++では抽象クラスでかけてしまうのでどのように伝えるのが良いのかわからなくなってしまいました。

もうここまで行くと好みの問題なのでしょうか…。

Answer 1

こんにちは。

下記説明で良いような気がします。既にtanukitiiさんも理解されている内容なので外しているかもですが。

1. C++はクラスの多重継承ができるからインタフェースは不要。
2. C#はクラスの多重継承ができないがインタフェースなら多重継承できるから、必要な際はインターフェースを用いて多重継承する。

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【蛇足ですが】
クラスの多重継承は問題点（ダイヤモンド継承や基底クラスへのキャストでアドレスがズレる）もあるので、C#はばっさり切り捨てたということでしょう。C++はメリット（実体のあるメンバ変数や関数を持った基底クラスが複数存在できる）を取ったということかもしれません。
C++erにとってC#のこの部分には不満を感じることもありますが、言語の性格上、受け入れるべきことのように感じます。

Comments

[tanukitii]

クラスの多重継承には問題点があったのですね…。
ダイアモンド継承という名前や，基底クラスへのキャストでアドレスがずれるということは
知りませんでした。
調べてみようとおもいます。

大変参考になりました。ありがとうございます。

[yumetodo]

ところでC#のinterfaceってRustでいうtraitsみたいにある種のconceptのような扱い方ができるように思ったのですが、違ったっけか？