TypeScriptの入れ子の関数の型定義の意味がわかりません

Question

StackOverFlowのこのページにこんなコードがありました。

export interface WithStateProps {
    counter: number
    setCounter: (x: (c: number) => number) => void;
}

このsetCounter関数の型定義が読めません。
これはどういう型を示しているのでしょうか。
一つ一つ分解して解説していただけると嬉しいです。

僕が現時点で理解できているのは、

(c: number)
number型の変数cをとる

(x: hoge) => void
hoge型の引数を取り、void型の戻り値を返す関数

の2点で特に、
(x: (c: number) => number)
の部分が理解できません。

よろしくおねがいします。

Answer 1

(c: number) => number で一つのかたまりで、これは第一引数に number 型をとり number 型を返す関数を表す型になりますので、わかりやすく書くと

type Counter = (c: number) => number;

export interface WithStateProps {
    counter: number;
    setCounter: (x: Counter) => void;
}

のように置きかえれます。

したがって (x: (c: number) => number) => void は第一引数に (c: number) => number 型をとり void 型を返す関数になります。