xml 名前空間接頭辞の上書き について

Question

表題の件ですが、とある教科書からの抜粋です。

一行目では、名前空間接頭辞が「A」、名前空間が「http://sas.com/A」の名前空間宣言を行っています。

１ <A:order xmls:A="http://sas.com/A">
２ <A:name>productA</A:name>
３ <A:price>15000</A:price>
４ <A:customer xmls:A="http://sas.com/B">
５ <A:name>SAS</A:name>
６ <A:address>Nagoya</A:address>
７ </A:customer>
８ <A:name>productB</A:name>
９ <A:price>20000</A:price>
１０ </A:order>

2行目では、name要素が名前空間「http://sas.com/A」に属します。
4行目では、名前空間接頭辞を2行目と同じ「A」に指定し、URIを変更しています。
ここで、名前空間接頭辞が上書きされます。

そこで
5行目ではname要素が「http://sas.com/B」
に属するというのはなんとなく理解が出来るのですが、
なぜ8行目で「http://sas.com/A」にまた属する（戻る？）のかが理解できません。
皆様、ご教示のほどどうかよろしくお願いいたします。

Answer 1

<!--  1 --> <A:order xmls:A="http://sas.com/A">
<!--  2 -->     <A:name>productA</A:name>
<!--  3 -->     <A:price>15000</A:price>
<!--  4 -->     <A:customer xmls:A="http://sas.com/B">
<!--  5 -->         <A:name>SAS</A:name>
<!--  6 -->         <A:address>Nagoya</A:address>
<!--  7 -->     </A:customer>
<!--  8 -->     <A:name>productB</A:name>
<!--  9 -->     <A:price>20000</A:price>
<!-- 10 --> </A:order>

4行目の xmls:A="http://sas.com/B" は、4行目から7行目までの A:customer 要素に効いているためです。