循環的複雑度を下げる

Question

質問

循環的複雑度を下げようとしているのですが、IFELSE文、SWITCH CASE文を連ねていると簡単に上がってしまいます。
条件分岐を分割するわけにもいかずどうすればいいか困っています。どうすればよいのでしょうか。

サンプルソース

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;

namespace ConsoleApp1
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            string[] Programmers =
            {
                "Java",
                "CSharp",
                "VBnet",
                "CSharp"
            };

            foreach (var p in Programmers)
                Coding(p);

            Console.ReadKey();
        }

        private static void Coding(string Language)
        {
            switch (Language)
            {
                case "Java":
                    Console.ForegroundColor = ConsoleColor.Red;
                    Console.WriteLine("Java Coding");
                    break;
                case "CSharp":
                    Console.ForegroundColor = ConsoleColor.Blue;
                    Console.WriteLine("C# Coding");
                    break;
                case "VBnet":
                    Console.ForegroundColor = ConsoleColor.Green;
                    Console.WriteLine("VB.NET Coding");
                    break;
            }
        }
    }
}

Comments

[退会済みユーザー]

具体例を示された方がレスしやすいと思うのですが。どういうコードで、質問者さんとしては何が問題と思っていて、どう改善したいかなど。

[junkan]

すみません。サンプルのソースコード載せました。

[退会済みユーザー]

> サンプルのソースコード載せました。 ←そのサンプルは Chironian さんの回答の 2. からリンクが張られている記事のもので、継承と多態性を利用した対応策もその記事に書かれているのですけど。それは質問者さんの求める答えになってないということですか？　Chironian さんの回答にレスしていただくのがよさそうです。

Answer 1

こんにちは。

循環的複雑度は初めてみました。要するにプログラム中の実行経路の組み合わせの数が増えると複雑化するという概念のようですね。であれば、条件分岐を減らす以外に循環的複雑度を下げることはできないように感じます。

条件分岐を減らすのは難しいですが、減らせる場合があるのも確かですので、それらを地道に適用するのが良いと思います。

パッと思いつく比較的汎用なテクニックとしては以下があります。

1. 例外を使うことで、エラー条件判定用if文を大幅に減らせます。
2. 種類判定のswitch-caseが２セット以上ある場合は、動的ポリモーフィズムのテクニックで１～２セットまで減らせます。
3. 複数の種類の関数を登録するタイプの関数テーブルも有用な筈です。（2.と本質的には同じものですが、見た目がかなり異なりますので分けました。）
4. ジェネリクスも効果的です。（型の違いだけで同様なコードを２つ以上書くなら、ジェネリクスでまとめれば、コード中の条件分岐をまとめることができます。）

例外は結構使い方が難しい上に結構面倒です。ですが、使えるようになると効果は絶大です。
2.、3.は、switch-caseが１セットしか無い時に適用してしまうと、コードが却って複雑化することが多いのでよく検討が必要です。（本当に複数セットへ拡張しますか？）

Comments

[junkan]

回答ありがとうございます。
2番を採用しました。

[junkan]

補足
私が持っているソースは長文のため、
サンプルのソースはChironianさんの紹介した記事を利用しました。
元の記事はEnumでしたが、私のソースはString型をSwitchの条件分岐に使用していたため
合わせて加工しております。