Rubyでrescueを単体で使っていいのか？rakeのソース内での疑問

Question

rakeのソースコード(github)にこんな関数がありました。

def standard_exception_handling#: nodoc:
  yield
rescue SystemExit# Exit silently with current status
  raise
rescue OptionParser::InvalidOption => ex
  $stderr.puts ex.message
  exit(false)
rescue Exception => ex# Exit with error message
  display_error_message(ex)
  exit_because_of_exception(ex)
end

Ruby リファレンスマニュアルには

rescue修飾子

文法:
式1 rescue 式2
式1で例外が発生したとき、式2を評価します。 以下と同じ意味です。捕捉する例外クラスを指定することはできません。 (つまり、StandardError 例外クラスのサブクラスだけしか捕捉できません)
begin
式1
rescue
式2
end

とありbeginもないのに例外クラスを指定してる上のコードがよくわからなくなりました。
yieldのブロックにbeginがあることを前提としているのでしょうか？そんなことが可能なのか？
どうなっているのか教えてください。

Answer 1

上にもあがっているるりまのbeginの項の下部に、その旨が説明されています。

クラス／メソッドの定義/クラス定義、クラス／メソッドの定義/モジュール定義、クラス／メソッドの定義/メソッド定義 などの定義文では、それぞれ begin なしで rescue, ensure 節を定義でき、これにより例外を処理することが できます。

つまり、def-endやclass-end、module-end自体がbeginと同じ役割を果たします。Ruby 2.5では、do-endにも同様にrescueをかけられるようになりました。

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