PHPの拡張エラーの例外処理について

Question

リダイレクト用に拡張されたであろう例外処理(RedirectException)があり、これが呼び出し元で$e instanceof RedirectExceptionとして呼ばれているのですが、RedirectExceptionの中身をみるとこれだけの記述で特定条件の例外が発生しないように思うのですが違いますでしょうか。

呼出し元
if ($e instanceof その他Exception) {
        ...
}
if ($e instanceof RedirectException) {
           return $this->response(array(
               'head' => ...),
               'response' => null), エラーコード);
}

呼ばれるException
class RedirectException extends Exception {
   /**
    * url
    * @var array
    */
   private $url = null;

   /**
    * RedirectException constructor.
    *
    * @param string $url
    */
   public function __construct($url) {
       parent::__construct();
       $this->url = $url;
   }

   /**
    * @return array|string
    */
   public function get_url() {
       return $this->url;
   }
}

Comments

[m.ts10806]

自身が組まれたものでないのでしたら出展を記載してください。

[退会済みユーザー]

cakephpかな？

Answer 1

いくつか誤解があるように思います。

まず、

if ($e instanceof RedirectException) {

では$eがRedirectExceptionのインスタンスであるかどうかの確認をしているだけであって、RedirectExceptionを呼び出しているわけではありません。

また、RedirectExceptionは何か例外処理をしてくれるクラスでは無く、「どういう種類の例外が発生した」のかを示し、例外処理を行うために必要な情報を保持するためのクラスです。

なので、
RedirectExceptionが発生するかどうかの条件がRedirectException自身に記述されることはありません。

今回のケースだとおそらく、
リダイレクト処理にに失敗したらRedirectExceptionがthrowされるんでしょう。
多分実際にリダイレクト処理を行っているところで

//なにかリダイレクト処理に失敗した時
throw new RedirectException($url);

みたいなコードが記述されていると思います。

まずはPHPマニュアルで例外そのものについて理解を深めると良いです。

Comments

[enigumalu]

throwはしていませんが、確かにcatchで例外が発生した時に例外をまとめた処理を読んでいました、RedirectExceptionに限らずto_errorは自前で作成した例外をまとめていますが、個別に
catch (RedirectException $e){
と記載されているならわかりますが
catch (Exception $e){
というを継承元の記述で個別に独自例外を判別して拾うのだろうかと疑問に思っている次第です
catch (Exception $e){
return $this->to_error($e)
}

[tanat]

質問の趣旨としては、

何故catchの時点で判別せずに別のところでinstanceofで処理を分岐しているか

という事でしょうか?

正解はフレームワークの製作者しかわからないと思います。(この辺りは引用元を明記すると、詳しい回答が得られるかもしれません)

思いつくメリットとしては、
コア部分に手を入れることなく例外処理判定をフレームワーク利用者が追加していける、複数の例外を発生順に関係無く処理を定義出来る
とかでしょうか。