仮想サーバー(CentOS6.5)の割り当て設定について

Question

仮想マシンマネージャー(CentOS6.5)を使って、
仮想サーバーのメモリを増やそうと思っています。
しかし、次の項目がどのようなものかわからず困っています。

• ホストメモリーの合計

⇒マシン全体の物理メモリのことでしょうか？

• Current allocation

⇒翻訳すると「現在の割り当て」となっていたのですが、
現在の割り当ての大きさを指定できるのは
なぜでしょうか？
また、ここは最大割り当て数に対して、
どれぐらいの大きさにすべきなのでしょうか？
(一般的にどれぐらい、というものがあれば教えていただければ幸いです)

• 最大割り当て

⇒仮想サーバー全体で最大どこまで使用できるかということで合っていますでしょうか？

また、メモリを設定するとき、1MBで指定ができるのですが、
これはなぜでしょうか？
一般的にPCのメモリって2のべき乗になっていると思うのですが、
1MBずつ設定すると何か良いことがあるのでしょうか？

---

細かいところを複数質問してすみません。

どうかよろしくお願いいたします。

Answer 1

以下のドキュメントが参考になると思います。

• https://libvirt.org/formatdomain.html#elementsMemoryAllocation
• https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/sect-mem-dump-off.html

virt-manager のバージョンによって表記が変わるかもしれませんが、

• 「現在の割り当て」= <currentMemory>
• 「最大割り当て」= <memory>

だと思います。
virsh dumpxml で設定をダンプすると、対応がわかると思います。

現在の割り当ての大きさを指定できるのはなぜでしょうか？

ゲストOS によっては動的にメモリ容量を変えることができます。

ここは最大割り当て数に対して、どれぐらいの大きさにすべきなのでしょうか？

同じ値でいいと思います。
最大割り当ては、動的に(ゲストOSを停止せずに)増やすことのできる最大値です。
将来的に動的にメモリを増やす予定ならば、最大割り当てを多くするといいと思います。

メモリを設定するとき、1MBで指定ができるのですが、これはなぜでしょうか？

ソフトウェアで仮想的に割り当てるから。

一般的にPCのメモリって2のべき乗になっていると思うのですが、

理由は知りませんが、物理メモリの製造上の都合なのではないでしょうか。

Comments

[usizou]

回答ありがとうございます！
「最大割り当て」と「現在の割り当て」で混乱していましたが、理解できてきました！
ありがとうございます！

Answer 2

⇒仮想サーバー全体で最大どこまで使用できるかということで合っていますでしょうか？

全体というのが複数を意味しているのならちがいます、ひとつの仮想サーバだけです。
メモリ1GBの仮想サーバを3つ起動したら最大で3GB程度のメモリを消費することになります。

どれぐらいの大きさにすべきなのでしょうか？

それは物理マシンと同じで、仮想サーバ上で何をするかに依存します。
停止すれば変更できるので、とりあえず1GB～2GB割り当てて、
仮想サーバ上でやりたいことをやって、メモリが足りないと思ったら停止して増やせばいいでしょう。

Comments

[usizou]

回答ありがとうございます！
確かに実際に動かしてみないとなんとも言えないですね。
やってみます！
ありがとうございました！