客先に据え置きのサーバーを納品するに当たり、昔はサーバーに直接環境を構築して納品していましたが、最近ではホストOSには構築せず、VMware Workstationを入れ、そこに構築し納品するそうですが、今の時代はそれが支流なのでしょうか?また、メリット・デメリットなどありましたら教えて頂けないでしょうか。
宜しくお願い致します。
気になる質問をクリップする
クリップした質問は、後からいつでもMYページで確認できます。
またクリップした質問に回答があった際、通知やメールを受け取ることができます。
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。
回答5件
0
ベストアンサー
現在の主流を図示するとこんな感じです。
大きくオンプレミスとクラウドにわかれます。
オンプレミスは、今までどおりのオンプレミスのみの構築であるオンプレオンリー、
仮想環境を搭載したオンプレミス環境にわかれます。
オンプレミスに載っている仮想環境(ハイパーバイザー)は、VMware vSphere
が多いと思います。
続いて Hyper-v
や Xen
でしょうか。
クラウドは、ハイブリッドクラウド、パブリッククラウド、マルチクラウドにわかれています。
オンプレ環境とプライベートクラウド(クラウド上の192系や172系で表す環境)を
VPNで結んだものをハイブリッドクラウドといいます。
Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure、Google Cloud Platformを
パブリッククラウドといいます。
その中で構築したバーチャルでのプライベートネットワーク群をプライベートクラウドと呼びます。
パブリッククラウドでも、サーバの持ち方を仮想インスタンスorコンテナorサーバレスにするかと
物議がでますが、それはまた別のお話です。
また、複数のパブリッククラウド使って、それぞれの好いとこ取りをして構築した環境を
マルチクラウドと呼びます。
クラウドとは2006年にGoogleのエリック・シュミット氏が提唱したワードで、
その年からクラウド時代と呼ばれています。
クラウド時代の到来と共に、オンプレミス環境の仮想化どんどん進み、
減価償却のために何年も使い続ける環境より、必要な時に必要なだけ作って、
いらなくなったら破棄する技術が必要になりました。
そこで注目されたのが、仮想環境と呼ばれる技術となります。
仮想環境のメリットは
- 管理するためハイパーバイザー搭載のOSとストレージで100台クラスの仮想環境が作れたりします。
そのため、設置スペースの削減や消費電力の削減、ハードウェア投資コストの削減に繋がります。
- スモールスタートが可能です。
例えば、仮想CPUを最初は1個にしておいて、あとから仮想CPUを16個にすることが可能です。
またその逆もできます。つまりリソースはその時追加したり減らしたり出来ます。
- 仮想環境をコピーできます。
仮想サーバはイメージにすることができるので、手軽にクローンすれば一瞬で数十台作成することも可能です。
- サーバ管理人は少なくて良いです。
100万人ユーザがいるようなゲームでも一人で管理できたりします。しかもそんなに労力を要しません。
またインフラエンジニアでなくても操作することができます。
仮想環境のデメリットは
- ハイパーバイザーは物理サーバに依存します。
仮想サーバは乗り合いですので、性能を良くするとそれだけ残りリソースが少なくなってしまいます。
- 物理環境に性能が劣る
当たり前ですが、物理環境に載っているので物理環境オンリーには性能は劣ります。
- 専門知識が必要です。
仮想化にあたり専門技術を使いますので、初心者には敷居が高いです。
また専門家を雇うのも人がいないし、いたとしてもお金が高いという二重苦だったりします。
といった具合でしょうか。
あと、クラウドに一旦移行した環境を、オンプレミスに戻す案件も中にはあることを付け加えておきます。
投稿2018/06/14 03:43
編集2018/06/14 03:55総合スコア1294
0
私の職場環境ではすべてのサーバがVMで構築されています
■良いこと
・サーバ資源を有効に活用できる
・ライセンスの保有範囲内でいくらでも環境が作れる
#ホストOSのイメージを焼き増せばいいだけなので検証ごとに環境を作ることも簡単です
■悪いこと
・環境が乱立し過ぎて管理が大変
・トラブル発生時の原因特定が大変
#よくあるのがパフォーマンの問題でホストの問題(設定)なのか、他ゲストに引っ張られているのか
#など、よくわらない状態で結局たらいまわしされてしまいます
個人的には検証環境などはVMで運用して、本番環境は非VMがいいかなと思ってます
投稿2018/06/14 02:28
総合スコア63
0
今の時代はそれが支流なのでしょうか?
主流ではないですけど、市民権を得たレベルまでは来たと思います。
他の方が書いていないメリットに
・インフラを統一的に管理できる
っていうメリットがあります。
これ、結構重要で、今までかなりコストがかかっていたところでしたが、うまく移行できたところは良い成果が出ていると聞いています。
まぁ、失敗してツギハギで作ったところは負の遺産として抱えているところもあるようですが。。。^^;
参考まで。
投稿2018/06/14 03:52
退会済みユーザー
総合スコア0
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。
0
まず、VMware Workstation(OSにインストールするタイプ)では無く、VMware vSphere(ハイパーバイザ)かなと思われます。ハードウェアの性能がかなり良くなっているので、VMwareに載せる案件が多いです。
似通った感じですが、下記かなと。
■メリット
- ハードウェアのリソースを有効活用できる
- ハードウェアを予め準備しておくので、調達~リリースまでの時間を削減できる。
必要な時に必要なリソースを提供可能(※保有設備の範囲内)
-
ハイパーバイザに主要なドライバが入っているので、ドライバの問題を気にしなくて済むことが多い
-
サーバを複数台と共有ストレージ(若しくはSDS)があれば、サーバ障害時の対応(HAなど)が可能。また、サーバのファームアップ作業などの場合にローリングアップデートが可能。
-
OS丸ごとのお引っ越し(移行)が簡単
■デメリット
- 仮想化の長所を活かすためには各種ハードウェアが必要となり、費用がかかる。また、VMware自身のライセンスも必要となってくる。複数台で構成して障害時にHAさせたりすると、OSやソフトによってはその分のライセンスを追加で買わないといけない。
⇒1~2台程度や予算が無いときにはVMwareを使うことが厳しい。
- 運用・保守にVMwareの対応が加わる
投稿2018/06/14 03:44
編集2018/06/14 03:46総合スコア706
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。
0
VMware Workstationを入れ、そこに構築し納品するそうですが
ホスト型仮想ソフトウェアにおけるハードリソースへのアクセスはOSのAPIを経由するためオーバーヘッドがあります。
そのため、ご記載頂いている内容が主流とは思えません。
ハイパーバイザ型仮想化ソフトウェアであれば、そのような選択肢が増えてきているのは確かです。
メリット・デメリットについては、他ご回答者様記載事項以外に以下があると思っています。
・メリット
1)サーバ移行が容易になる
ハード老朽化によりシステム移行が発生する場合、仮想化プラットフォームが同一であれば、仮想マシン単位での移行が可能になる。
仮想化プラットフォームが別だとしても、現在はコンバートソフトウェアで吸収できることがある。
・デメリット
1)道連れ問題
同マシン直下に構成した仮想マシン群は、仮想ホストに対してアプローチが発生した場合、全て道連れになる。
仮想ホスト障害、仮想ホストアップデートなど考慮した構成が必要になる。
投稿2018/06/14 02:55
総合スコア4309
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。
あなたの回答
tips
太字
斜体
打ち消し線
見出し
引用テキストの挿入
コードの挿入
リンクの挿入
リストの挿入
番号リストの挿入
表の挿入
水平線の挿入
プレビュー
質問の解決につながる回答をしましょう。 サンプルコードなど、より具体的な説明があると質問者の理解の助けになります。 また、読む側のことを考えた、分かりやすい文章を心がけましょう。
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。