マイグレーションの構造（ruby on rails)

Question

railsでUserモデルを作ったのですが、db/migrate/[timestamp]_create_users.rb　が
class CreateUsers < ActiveRecord::Migration[5.1]
def change
create_table :users do |t|
t.string :name
t.string :email

  t.timestamps
end

end
end

となっているのですが、create_table :users do |t|　の部分がわかりません。
繰り返し処理ということはわかるのですが、create_table :users　がどこから来たのかわかりません。どなたかご教授お願い致します。

Answer 1

これは、形としてはRubyのコードですが、意味論的には別な意味合いを持っている、いわゆるDSL（ドメイン固有言語）です。create_tableは、ActiveRecord::ConnectionAdapters::SchemaStatementsにあるメソッドです（Rails API）

あと、

繰り返し処理ということはわかるのですが

Rubyでは、繰り返しを意図しないdo-endも現れます。create_table以下のdo-endは、「内部でテーブル定義するための特殊なメソッドを使えるようにする」という効果を持つもので、繰り返しではありません。

Answer 2

えーと、これはそういうものだと考えてください。
いくら考えても無駄です。
マイグレーションの仕様なので、ここに疑問を持ったところで何も変わらないのが現実です。

ただ、根本から理解したいという姿勢は素晴らしいと思うので、ぜひSQL単体で勉強してください。
SQL入門みたいな本を一冊買って、PostgreSQLを使って勉強することをおすすめします。
MySQLやSQLiteはきちんとSQLを勉強するには向いていません。
実用のために、実装されていないSQL構文があるためです。

マイグレーションの話に戻りますが、
まず、データベースを扱う以上、最終的にSQLを使う事になります。
テーブルを作るには、SQLのCREATE文を使う必要があります(絶対のルールです)。
Railsのマイグレーションでは、CREATE文をrubyで表現しているだけです。

例えば、このRubyの表現は、

create_table :users do |t|
  t.string :name
  t.string :email
  t.timestamps
end

最終的にこのようなSQLになります(細部は異なりますが、代替同じです)。

/* PostgreSQL */
CREATE TABLE users(
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  name VARCHAR,
  email VARCHAR,
  created_at TIMESTAMP,
  updated_at TIMESTAMP
)

という事で、create_table :usersという文面から、CREATE TABLE users (...)というSQLを作る事が分かるように、かなりSQLに近い表現になっています。