iosアプリにLGPLライセンスのライブラリは使用可能か

Question

AppleStoreに公開する予定のアプリに、LGPLライセンスのライブラリを利用できますでしょうか？

いろいろなサイトを見たりしたのですが、正直、自分では判断しかねる状態なので、詳しい方、または同じような状況を経験したことのある方がいらっしゃいましたら、アドバイスを頂きたいです。

分からない点としては、LGPLではリバースエンジニアリングを認めなければならないといった記述があり、この部分がAppleの利用規約に反しているのではないかという点です。

ちなみに使用したいライブラリは以下のものです。

Tomoe 手書き文字認識エンジン

Answer 1

私も詳しくは分かりませんが、リバースエンジニアリングという1点に限って言えば大丈夫だと思います。

根拠としてAppleの規約(https://www.apple.com/legal/internet-services/itunes/jp/terms.html)の一部を引用させていただきます。

お客様は、ライセンスアプリケーション、そのアップデート、またはそれらの一部について、複製 （本使用許諾および本利用ルールで明示的に認められている場合を除きます）、逆コンパイル、リバースエンジニアリング、逆アセンブル、ソースコードの解明の試み、改変、または二次的著作物の創作を行うことはできません（但し、上記の制限が、適用法により禁止される場合、または、ライセンスアプリケーションとともに含まれるオープンソースコンポーネントの使用に適用される使用許諾条件により許容される場合に、その限度で行うときは除きます）。

LGPLのリバースエンジニアリングを許可しなければならないという規約は、括弧内の**「ライセンスアプリケーションとともに含まれるオープンソースコンポーネントの使用に適用される使用許諾条件」**に含まれるのではないでしょうか？
もし含まれるのであれば冒頭の通り、「リバースエンジニアリングという1点に限って言えば、大丈夫」と言えると思います。

Comments

[退会済みユーザー]

早速のご回答、ありがとうございます。

リバースエンジニアリングについて、Appleの規約にそのような記載があったんですね。
大変勉強になりました！

ちなみに、私の質問文に不備があり、大変申し訳ないのですが、
質問文では特にリバースエンジニアリングについて特記しておりますが、
もし、LGPLライセンスのライブラリを使用したアプリをapplestoreで公開するにあたって、
危惧しなければならないことなどあればご教授頂きたいです。

場合によっては、applestoreでの公開を控えようかと考えており、
何卒、アドバイスのほど、よろしくお願いいたします。