DBFluteのEntityの生成方法について

Question

DBFluteでとあるテーブル（t_entity）のEntityを生成する際に

・TEntityBhv#newMyEntity
・TEntityBhv#newEntity
・new TEntity() （newの場合のシャープを使った表記方法がわからないのでそのまま書かせていただきましたすみません）

と複数の生成方法がありますがどういった違いがあるのでしょうか。
ソースコードを読むと同じオブジェクト（エンティティ）を生成しているようにみえます。このように複数メソッドがあるのは何か拡張性を持たせるためなのでしょうか。

初歩的すぎることでしたらすみませんが・・とても気になります。

分かる方お願いします。

Comments

[退会済みユーザー]

あなたが見たコードがないなら何とも言えませんし、

Answer 1

数ヶ月前の投稿ですが、回答しておきます。
(ググるとヒットするので記録のために)

newMyEntity()があるということは、
DBFlute-1.0.x (Java6版) の話になりますね。
(後述しますが、1.1.x(Java8版)ではすでに存在しません)

MEMBERテーブルを例に書きます。(MemberBhv.java, Member.java)
当初は、以下のような役割を想定していました。

newMyEntity(): 具象クラスであるMember型で戻すメソッド
newEntity(): インターフェースであるEntity型で戻すメソッド

newEntity()はアプリの仕組み部分の実装向けのメソッドということです。
ですが、後にGenericを使った戻り値の共変で、
その二つを切り分けなくても良いことがわかりました。

@SuppressWarnings("unchecked")
public ENTITY newEntity() {
    return (ENTITY) getDBMeta().newEntity();
}

newEntity()で二つの役割を担えるようになったのですが、
互換性のためにnewMyEntity()は残しておりました。

DBFlute-1.1.x (Java8版) より、newMyEntity()は削除されています。

...

さて、newEntity()メソッドと、普通にnew Member()するのの違いですが、
newEntity()の方が、インスタンスの生成を一元化できて、
いざとなったらインスタンスを拡張したりフィルターしたりなどができるので、
newEntity()で統一できる方が確かにベターではありますが、
そのメリットを享受できる場面が非常にレアケースであり、
newEntity()で統一すること自体が現場で難しいと思われるので、
DBFluteとしてもnewEntity()を推してはいません。
(Exampleも普通にnewする方式で書いています)

ただ、アプリの仕組み部分の実装向けにnewEntity()は必要なので、
それはそれで残しております。抽象的な実装を可能にするために。