ruby on railsにおけるmemcachedとredisのshardingのアルゴリズムについて

Question

お世話になっております。
表題の通りです。
memcachedの分散のアルゴリズムについて、modを使用したものだと考えていましたが、調べてみたところConsistent Hashingというものがあるということがわかりました。
分散のアルゴリズムはクライアントのライブラリに依存するということですが、ruby on rails(のmemcache_store)ではどのようなアルゴリズムが採用されているのでしょうか。
また、Rails5.2でredis_cache_storeが使えるようになりましたが、当該のpull requestでmemcachedのようなshardingができると書いてありました。そこで、redis_cache_storeの分散アルゴリズムもどのようになっているのか知りたいです。

更に、Redisとmemcachedについてもっと学びたいと考えているので、よい参考書等があれば教えていただけるとありがたいです。

Answer 1

redis-rbはコンシステントハッシュ法を使用しているという情報を手に入れたので、それを元にdalliとRails5.2のActiveSupport/cache/redis_cache_store.rbのソースコードをそれぞれ読みました。
(redis-rbの該当箇所はredis-rb/lib/redis/hash_ring.rb のようです)

redis_cache_store.rbではredisがrequireされており、オーバーライドもされていないことからredis-rbと同様の分散アルゴリズムが採用されていると推測しました。つまりコンシステントハッシュ法です。
また、dalliの方はdalli/lib/dalli/ring.rbにredis-rbとほぼ同様のコードが書かれているので、こちらも同様にコンシステントハッシュ法を採用しているようです。

memcachedとredisの参考書等については見つけられませんでしたが、今回のことを考えるにコードを読むのが一番手っ取り早いのかなと思います。