Pythonのwatchdogライブラリを使う際にtime.sleep()およびobserver.join()を記述する意味について

Question

Pythonのwatchdogライブラリのサンプルを見た際に
以下の2点についてどう考えたらよいか自信がなかったため、経験者の方のご見解をお聞きしたいです。

• while文にて繰り返しtime.sleep処理を行なっている理由（このsleep処理がないと、監視状態がすぐに解けてしまうので仕方なくこのような処理をwhile文で入れている。sleep中もobserverクラスによるディレクトリ監視は随時行われているという理解で問題ないものでしょうか）
• observer.join()の意味（KeyboardInterruptが起きた際=Ctrl + cが押された時点で処理は終了すると思われるのですが、この処理を敢えて書く意味・利点はどういったところにあるのでしょうか）

なお、公式のサンプルコードに関しては以下の通りです。

import sys
import time
import logging
from watchdog.observers import Observer
from watchdog.events import LoggingEventHandler

if __name__ == "__main__":
    logging.basicConfig(level=logging.INFO,
                        format='%(asctime)s - %(message)s',
                        datefmt='%Y-%m-%d %H:%M:%S')
    path = sys.argv[1] if len(sys.argv) > 1 else '.'
    event_handler = LoggingEventHandler()
    observer = Observer()
    observer.schedule(event_handler, path, recursive=True)
    observer.start()
    try:
        while True:
            time.sleep(1)
    except KeyboardInterrupt:
        observer.stop()
    observer.join()

お手数おかけしますが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。

Answer 1

1. このsleep処理がないと、監視状態がすぐに解けてしまうを続けている間に行いたい他の処理が特にないので仕方なくこのような処理をwhile文で入れている。
2. stop()を呼んだ時点では裏で動くスレッドはまだ停止していないため、完全に停止するまで待つためにjoin()を呼んでいる。参考

Comments

[komicool]

非常に簡潔でわかりやすい回答ありがとうございました