【Python】NLTKで頻度分布を得る簡単なコードがエラー

Question

前提・実現したいこと

オライリー本の『入門　自然言語処理』を読んでいます。
サンプルコードとして本に載っている下記のコードがうまく動かないのですが、回避する方法はあるのでしょうか？？？
（もしくはNLTKで頻度分布を得るサンプルコードなどご教授いただければ幸いです。。）

発生している問題・エラーメッセージ

  File "/Users/userId/Desktop/021_入門自然言語処理_練習コード/1_3_1.py", line 8, in <module>
    print(vocabulary1[:50])
TypeError: 'dict_keys' object is not subscriptable

該当のソースコード

from nltk.book import *
import nltk

fdist1 = nltk.FreqDist(text1)

vocabulary1 = fdist1.keys()
print(vocabulary1[:50])

print(fdist1['while'])

試したこと

vocabulary1の型をみてみると'dict_keys'というクラスでした。
スライスせずprintしてみると、

dict_keys(['Call', 'me', 'Ishmael', '.'])

こんな感じで表示されます（早い話がリスト形式ではないみたいです）。
（入門自然言語処理も2011年発行なので情報が古くなっているということなのでしょうか。）

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

mac OS High Sierra 10.13.4
Python 3.6.3 :: Anaconda, Inc.

Answer 1

python2系とpython3系で辞書型の扱いが変更になっています。おそらく参考にしている書籍はpython2系を前提としているため、今回のエラーにつながったものと考えます。
python3系の場合、.keys()メソッドでリストを直接取り出せなくなっています。よって、いったん、リストに変換してスライスするば期待した結果が得られます。
おそらく、このpython2系と3系の違いによるエラーがあちこちにあるかと思うので、頭に入れておくと自己解決できるようになります

Comments

[退会済みユーザー]

なるほど！python2→3ってことだったんですね。（確かに他にもところどころ挙動が違いました）
これで今後も無駄に悩まず割り切って勉強していけそうです。

[退会済みユーザー]

オライリーから新しい自然言語入門本が出るみたいなのでそちらも参照してみます。ありがとうございました。

Answer 2

vocabulary1 = list(fdist1.keys())
ならどうでしょう？

他の方法を検討したいのであれば、
https://stackoverflow.com/questions/16819222/how-to-return-dictionary-keys-as-a-list-in-python

Comments

[退会済みユーザー]

stackoverflowのページありがとうございます！
リストにキャストする策は確かにリストになったのですが、頻度順にはならず、といった風でした。参考のページみるなどしてもうちょい頑張ってみます。

[mkgrei]

頻度順というのはどういうことでしょうか？
辞書のキーを取っているので、どれも一個しかありません。

辞書の値でソートした時のキーが欲しいということでしょうか？

[R.Shigemori]

nltk.FreqDistの戻り値は、キーが単語でバリューが頻度の辞書型変数だったはずです。そして、並び順は文字コード順だったような･･･（もしかするとコーパスで定義された順だったかも）
いずれにしても頻度順にするにはバリューを見てソートしないとなりません

[mkgrei]

a = {'b': 1, 'a':0}
t = [k for k,_ in sorted(a.items(), key=lambda x: x[1])]
print(t)

辞書のソート。

[退会済みユーザー]

>> R.Shigemoriさん
代わりにレスありがとうございます。テキストによると、頻度順に並ぶことになってるんですよね、多分python2系だとそうなんだと思います。

>>mkgreiさん
ソートの仕方、ありがとうございます！！
こちらで調べている限りでもそういったやり方になりそうです。

おふた方どうもありがとうございました。