Rspec {} と () の使い分けについて

Question

現在Rspecの勉強をしています。
いろいろな記事を見ている中でexpectやchangeで{}のときと()の時の違いがあり、どのような時に{}で、どのような時に()なのかわかりません。
ブロックを渡しているからと書かれているものもありましたが、理解できませんでした。
教えてもらえると嬉しいです。

例

x = [1, 2, 3]
expect(x.size).to eq 3
x.pop
expect(x.size).to eq 2

x = [1, 2, 3]
expect{ x.pop }.to change{ x.size }.from(3).to(2)

Answer 1

まずは、Rubyの文法的な違いから説明します。

• expect(...)と書いた場合→カッコ内を先に処理して、それをexpectに渡す
• expect { ... }と書いた場合→ブロックの中身はその場で処理されず、expectに渡される

値が変化するのを調べる場合、x.size→x.pop→x.sizeという順番で呼ばないと変化したかどうかがわかりませんが、先に処理してしまうともちろんそんな芸当はできませんので、ブロックとして渡して、Rspecに呼び出し順を制御してもらう必要があります。

あと、例外関連のテストを行う場合も、()などで式として与えると、expectに行き着く前に例外で処理から外れてしまうので、expectで例外を処理するためにブロックを渡す必要があります。

Comments

[Tsukuni]

丁寧な説明ありがとうございます！！