virtualboxの共有フォルダのパーミッションについて

Question

環境

windows10
virtualbox 5.2.4
ubuntu16.04

「/etc/fstab」に下記のように記載して
virtualboxのマネージャーで設定した「share」フォルダと
ubuntu上の「/home/username/share」フォルダを同期しています。

/etc/fstab

share /home/username/share vboxsf fmode=0777,dmode=0755 0 0

動作の問題：ファイルが作成できない

「/home/username/share/data」フォルダ以下に
ファイルを作成するプログラムを作成したのですが、
「dmode=755」では権限がなくファイルが作成できません。

chmodでパーミッションを変えようにも、
共有フォルダ設定のフォルダ以下は、chmodで変更できません。

下記のように共有フォルダ設定時に「dmode=0777」と設定すれば、問題なく動作するのですが、

share /home/username/share vboxsf fmode=0777,dmode=0777 0 0

できれば一部のフォルダだけ777のパーミッションとしたいです。

共有フォルダ「/home/username/share」以下の一部のフォルダだけパーミッションを変更する方法を
ヒントになる回答でも構いませんので、教えて頂けると助かります。

Answer 1

質問のfstabの内容でマウントすると、shareディレクトリー以下の所有者はroot:rootになっていると思われます。それでディレクトリーのパーミッションが0755では、ユーザーには書き込み権限がありませんから、ファイルやディレクトリーの作成はできないでしょう。

share /home/username/share vboxsf fmode=0777,dmode=0755,uid=username,gid=username 0 0

としてマウントすれば、共有ディレクトリーの下でもユーザーの権限で普通にファイルやディレクトリーを操作できるようになるでしょう。

一部のフォルダだけパーミッションを変更する方法

というのは、共有ディレクトリーの所有者さえ修正すればプログラム的にパーミッションを操作できますから、それで解決できるのではないでしょうか？

Comments

[yoyoyo555]

そのようなオプション指定があるのは知りませんでした。
勉強になりました。
丁寧な回答ありがとうございます。