サブルーチンの中身をアセンブリ言語で見てみたいです。

Question

callされるサブルーチン自体をアセンブリプログラムで出力する方法はないでしょうか？

やはり、サブルーチンのアセンブリプログラムを見るにはサブルーチンのみを別のプログラムとしてアセンブリ出力するしかないのでしょうか？

例えばですが以下のプログラムのcallによって呼び出されたmemcpyの中身は呼び出されただけで中身がブラックボックスであるため中身を知るにはmemcpyのソースコードを別にアセンブリ言語で出力するしかないのでしょうか？
まあ、呼び出しただけなので、中身を見るのは別の作業が必要に思えます。

mov rcx, rax

mov r8, rdi

mov rdx, rbx

call memcpy

Comments

[yohhoy]

デバッガ(debugger)の使い方を学んでください。

Answer 1

お使いになっているコンパイラのオプションで、コンパイル後のアセンブルコードを出力するオプションが有るはずなのでそれを探してみましょう。
また、リストファイルの出力でアセンブルコードを出力することができるコンパイラもあるのでそこら辺調べて見るのもいいかと

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[cateye]

コンパイル後のアセンブルコードにはライブラリは含まれていないと思います。
unix系(bsd,linuxなど)なら実行ファイルをobjdumpに-dオプションを付けてやれば逆アセンブル出来ますが？

[carnage0216]

どうもありがとうございます。
ちなみに、unix系のLinuxなどによる逆アセンブルによるアセンブリプログラムにはライブラリまでアセンブリプログラムとして表示してくれるのでしょうか？

[carnage0216]

わかりにくくて申し訳ありません。
Linuxでコンパイルして得られたオブジェクトプログラムを逆アセンブルするとライブラリなどもアセンブリ言語で得られるのでしょうか？

[y_waiwai]

元質問のサブルーチンと言うものがライブラリ関数のことを指しているのなら、そのアセンブルコードを得ることはできません。
ライブラリというのはすでにコンパイル済みのオブジェクトコードです。
ということで、ライブラリ関数のアセンブリコードを得るためには、公開されているソースを参照するか（GCCであれば大抵のライブラリ関数のソースは公開されてますね）、前出の回答のように、デバッガ上で該当するアドレスのコードを逆アセンブルしたのを見る、ことぐらいですね

[y_waiwai]

GCCであれば、前出の回答のようにobjdumpで逆アセンブルのコードは得られます。（MSのコンパイラでも逆アセンブラのツールは公開されてます）が、あくまでもバイナリデータから解読する、というレベルのものなので、完全に元のコードと同一のものが得られるというわけではないので注意してください
たとえば、データのテーブルや文字列データなど、バイナリパターンから人力で復元しなければならない項目は少なくありません。

[carnage0216]

わかりました。
GCCの逆アセンブリを使ってライブラリのアセンブリ言語を見てみます。
あのちなみにGCCで逆アセンブリする場合出力されたオブジェクトコードのを指定すれば良いのでしょうか?
やはりオブジェクトコードを得た時に一緒にコンパイルしたⅭプログラムやヘッダファイルも必要なのでしょうか？
どうかよろしくお願いいたします。

[y_waiwai]

ソースやヘッダは必要ありません
「objdump 逆アセンブル」でぐぐると、解説がいろいろ出てくると思います
ライブラリ関数をこれで逆アセンブルする場合はライブラリのデータをその関数のオブジェクトに変換してそこからobjdumpにかけることになると思われるので、いくらか手間が増えますが、そこらへんは私もやったことがないんで、ぐぐりながらやってみてください。
バイナリデータから逆アセンブルする場合は、「逆アセンブラ」というツールを使いますが、これを使って実用的な（？）コードを生成するのは少々骨が折れますね（人力で復元する労力が増える）

[carnage0216]

どうもありがとうございます。

[carnage0216]

今更なのですが。
逆アセンブルの場合、使うコンパイラが違うため、元のコードと一致していない部分もあるということでしょうか？

[y_waiwai]

命令エリアの復元は可能ですが、データエリアの復元はむずかしい場合があります
が、ライブラリのルーチンなら、仕様がわかっている分解析しやすいでしょう

Answer 2

見るだけ（プリントアウトとかじゃなくて）なら、デバッガでmemcpyの中に入れば見れると思いますが・・・

Comments

[carnage0216]

どうもありがとうございます。
えーと、デバッガを行った事がないので勘違いした説明かもしれませんが、
要は、Ｃ言語プログラムを数字のみのオブジェクトプログラムで出力する。
そのオブジェクトプログラムを逆アセンブルする事でmemcpyの中身をアセンブリ言語で見る事ができるという事でしょうか？

コンパイラはvisuals studioを使っています。
なので逆アセンブルは可能です。
gccも使えますが、逆アセンブルの方法は調べていないのでわかりません。

[cateye]

実行ファイルができるなら、デバッガでcall memcpy（もしくはCソースのmemcpy()の呼び出し部分）にブレークポイントを張って、走らせればcall文で止まるのでそこからステップ実行すればmemcpyに入れますが？　また、コンパイラオプションによるとは思いますが、memcpyはrep movsに置き換えられるかも？
参考：http://www5c.biglobe.ne.jp/~ecb/assembler/7_3.html