Excelの対象セルでセル内改行をした際にWrapTextをFalseにできるのか

Question

タイトル通りです。
業務でVBAに触れる機会があったので、その際に疑問に思った事を質問させて頂いております。

下記のサンプルコードの様な感じで実装してました。

Dim i As Integer
Dim j As Integer

i = 1
j = 1

With ActiveSheet.Cells(i, j)
    .WrapText = False
    .value = "hoge" + vbLf + "hoge"
End With

実行するとテキストの折り返しが無効の状態でActiveSheetのA1セルに下記の様に表示されると思ってました。

hoge
hoge

しかし、実際はテキストの折り返しが有効な状態で値が入っておりました。
何故なのでしょうか。

調べても疑問が解消できなかったので、、、よろしくお願いします。

Answer 1

まず、質問のタイトルの「セル内改行をした際にWrapTextをFalseにできるのか」ですが、
Value設定後にWrapTextを指定することでFalseにすることが出来ました（MS Excel 2106 64bit）。

Excelは値入力時に各種データの変換（例：文字列→数字、日付に変換など）を行っています。
その一環で改行を含む文字入力時は自動で折り返しが有効になるのだと思います。

Comments

[travel_saki]

順序を逆にするだけで実現できるんですね…
そんな違いがあったとは。後で色々試してみます！

ご回答ありがとうございました

Answer 2

基本的には、コードの処理を手作業で試してみると分かりやすいと思います。

セルの中で改行（Alt+Enter）をすると、
Excelが自動的に折り返しの設定にしてしまいます。

なので、先に折り返しをOFFにしても、
後から改行の値を入れることで、
Exlceが自動的に折り返しの設定にしてしまいます。

表示形式でもExcelの自動調整が働く場合（主に日付系だったかな）があります。

VBAを使いこなすには、Excelも使いこなせるようになることが大切になります。

Comments

[travel_saki]

なるほど
手作業で確かめてみると、色々と分かったりするんですね

Excelの仕様をもっと知らないとですね…ご回答ありがとうございます