WindowsにおけるUSBデバイスのコール

Question

前提・実現したいこと

USB接続のキャプチャボードを使用しているのですがよくあるように付属ソフトの挙動が良く無いため自分で作ってみたいと思いました。ほかのソフトでそのキャプチャボードの映像を取得できているしWindowsなどのOSの仕組みからUSBから取得したデータはWindowsに一度投げられているからそれをWinAPIで取り出せればそのようなソフトが作れるのかなと思いWinAPIを学習し始めました。

このような仕組みであっているのでしょうか。WinAPIを学べば実現できるのでしょうか。
言語はC++をメインに開発したいと思います。

Answer 1

Windowsでその手のアプリを作るにはDirectShowを使います。DirectShowは動画再生やビデオキャプチャーなどのメディア制御を行うコンポーネントです。C++から利用するためのAPIはWindows SDKに含まれているので、Visual StudioのC++デスクトップ開発がインストールされていれば利用可能です。

DirectShow（日本語版／ちょっと情報古い）
DirectShow（英語版）

上記サイトを読めばDirectShowの使い方は理解できると思いますが、Windowsでのプログラミングに慣れていないと戸惑うかもしれません。
DirectShowの情報はネットに豊富にあるので、やさしく解説したサイトもあるかもしれません。

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追記

メディア関連から遠ざかって久しいので、Microsoft Media Foundationの存在を忘れていました。Microsoft Media Foundationは新しい技術によりDirectShowを置き換えるもので、新しいコーデックへの対応やDRM、積極的なGPUの利用など、DirectShowよりも高度な制御が可能になっています。
ただ、DirectShowに比べると情報量が少ないので、そこまで高度な制御が必要ないのであれば、学びやすさの点でDirectShowの方が取っつきやすいとは思います。

Microsoft Media Foundation

Comments

[Weapon]

重ねていろいろとありがとうございます。こういうものってキーワードが分からないと検索してもなかなかうまく探せませんから。
WinAPIに慣れたらまずDirectShowから触れてみようと思います。