JSTLタグライブラリ使用時のuriについて

Question

Java, JSP初学者です。ご覧いただきありがとうございます。
JSTLタグライブラリ使用時のuriについて疑問に思うことがあったので質問させてください。

JSPで例えばJSTLのCoreタグライブラリを使用する際にWEB-INF/lib以下にダウンロードしたjarファイルを配置した上で、taglibディレクティブに以下の記載を追加するかと思います。

<%@ tablib uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix="c"%>

このuri属性の値となるものはタグライブラリのuriだと考えておりましたが、上記の例ではWEB-INF/lib以下のjarファイルへの相対、絶対パスではなく http://java.sun.com/jsp/jstl/core を指定しています。

カスタムタグを自作した場合、.tldファイルまでのパスをuriに記述するようなので認識に違いがあるわけではないと思うのですが、スタンダードタグライブラリの場合はカスタムとは何が異なるのでしょうか？
調べても中々答えにたどり着かなかったため、どなたかご教授くださると幸いです。

Answer 1

JSTL は タグライブラリ利用のサンプル的な扱いのカスタムタグです。
※ スタンダードタグライブラリ（標準的な方法で作成されたカスタムタグライブラリの意味らしい）

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE taglib PUBLIC "-//Sun Microsystems, Inc.//DTD JSP Tag Library 1.2//EN"
                        "http://java.sun.com/dtd/web-jsptaglibrary_1_2.dtd">
<taglib>
	<tlib-version>1.3</tlib-version>
	<jsp-version>2.1</jsp-version>
	<short-name>c</short-name>
	<uri>http://java.sun.com/jsp/jstl/core</uri>
<!-- 以下略 -->
</taglib>

の uri で指定したものが自動的にマッピングされます。
これを指定しないと /WEB-INF/... のように / から始める指定をしなければなりません。

Comments

[mpmp]

ご回答ありがとうございます。
ご提示いただいたファイルの記載がどのファイルにあるのかわからずtaglibs-standard-impl-1.2.5.jarを解凍して中をみたところ、c.tldファイルの中に記載を見つけ、納得しました。
WEB-INF/lib以下のjarファイル内の.tldファイル内のuri要素をtaglibディレクティブのuri属性に指定することでマッピングができるのですね。自分でも色々と調べるきっかけになり、勉強になりました。
ありがとうございました。