runge-kutta 2階の常微分方程式 python for文

Question

pythonで4次のルンゲクッタ法を用いて、二階の常微分方程式の数値解を得ようと試み、webからコードを探してきたのですが、最後のfor文で引っかかってしまいました。

以下のコードです。

def rKN(x, fx, n, hs):
    k1 = []
    k2 = []
    k3 = []
    k4 = []
    xk = []
    for i in range(n):
        k1.append(fx[i](x)*hs)
    for i in range(n):
        xk.append(x[i] + k1[i]*0.5)
    for i in range(n):
        k2.append(fx[i](xk)*hs)
    for i in range(n):
        xk[i] = x[i] + k2[i]*0.5
    for i in range(n):
        k3.append(fx[i](xk)*hs)
    for i in range(n):
        xk[i] = x[i] + k3[i]
    for i in range(n):
        k4.append(fx[i](xk)*hs)
    for i in range(n):
        x[i] = x[i] + (k1[i] + 2*(k2[i] + k3[i]) + k4[i])/6
    return x

def fa1(x):
    return 0.9*(1 - x[1]*x[1])*x[0] - x[1] + math.sin(x[2])

def fb1(x):
    return x[0]

def fc1(x):
    return 0.5

def VDP1():
    f = [fa1, fb1, fc1]
    x = [1, 1, 0]
    hs = 0.05
    for i in range(20000):      #ここのfor文です。
        x = rKN(x, f, 3, hs)

※出典
https://www.codeproject.com/Tips/792927/Fourth-Order-Runge-Kutta-Method-in-Python
例で解かれている方程式は以下です。
y¨=μ(1−y2)y˙−y+Asin(ωt)
μ=0.9, A=1 ω=0.5
rNK関数の引数は　x,fxはarrays, nは次元数と書いてあります。

最後二行のfor文で変数にはiを使っていますが、関数rNKの引数にはiは含まれておりません。
関数VDP1で関数rNKを複数回実行して、VDP1内の変数ｘが数値解になると解釈しているのですが、どうして最後の二行でrNKを繰り返し実行できるのかが理解出来ませんでした。

ご指導をよろしくお願いします。
質問内容で不十分な箇所がある場合にもご指摘を頂けたらと思います。
※質問できる程度の英語力がなかったため、こちらで質問させて頂きました。

Answer 1

引っかかったの意味が理解でということなのかエラーでということなのか分からないのですが。

rKNの第3引数が3となっていて、これはxをスタート地点として、1ステップ進めるに対応しています。
なのでfor文が1回進むたびに1ステップ進めるのを20000回行うというものです。
iはダミー変数です。

Comments

[sshhoo]

for文の理解が不十分でした。
回答して頂きありがとうございました。

[mkgrei]

一応ですが、今のケースではiがダミー変数として考えることができるという話で、中身は入っています。
このような場合のテクニックとして、
for _ in range(20000):
とアンダーバーを使うことによって、for文を回す際の変数は使っていないということを明示することができます。

[sshhoo]

今後使っていきたいと思います。
アドバイスまで頂き、お心遣いありがとうございます。