[Ruby]三項演算子について、理解ができません。

Question

あるRubyのコードを解読しているところなのですが、以下のようなコードがありました。

def piyo
  puts "piyopiyo"
end

@hoge ||= huga.nil? ? "hogehoge" : piyo

このようなコードなのですが、一体どのような処理を意味しているのでしょうか？
@hoge~以下の三項演算子の部分が理解できません。
諸事情により、大元のコードは載せることができないのが申し訳ないのですが、
どなたかご教授お願いいたします。

Answer 1

理解すべきことは二つ

三項演算子とRubyの||=というイディオムについてです

三項演算子とは

三項演算子は一行で表現するif構文のようなものです

まずは話を単純化するために下記の一行についてのみ考えます

huga.nil? ? "hogehoge" : piyo

?が二個あって混乱しそうですがhuga.nil?で一つの式です

三項演算子自体は下記のような感じになります

'条件' ? '条件がtrueの時の値' : '条件がfalseの時の値'

これはif構文に直すと下記と同じです

if '条件'
  '条件がtrueの時の値'
else
  '条件がfalseの時の値'
end

Rubyの||=というイディオムの意味

そして ||= ですが、これは
左辺が未定義または偽の場合に右辺の値を代入するという意味の式になります

@hoge = nil
@hoge ||= "hoge"
# @hoge は "hoge"

@fuga = "fuga"
@fuga ||= "fugahoge"
# @fuga は "fuga"

結論

@hoge ||= huga.nil? ? "hogehoge" : piyo

上記は、
@hogeがtrueの場合何もしない、
@hogeが未定義または偽の場合、huga.nil? ? "hogehoge" : piyoの結果を代入する
と、なります

Answer 2

三項演算子 A ? B : C は、A が真ならば B を、そうでないならば C を値とします。
ですから

@hoge ||= huga.nil? ? "hogehoge" : piyo

は、
huga.nil? の結果が真（＝huga が nil）ならば "hogehoge" を、
そうでないならば piyo の結果を、
@hoge が偽ないし未定義の場合に設定（||=）します。

余談：

def piyo
  return "piyopiyo"
end

じゃないですか？　挙げられた例のままだと、hoge が nil でないとき、標準出力にpiyopiyo が出て、@hoge には何も入りません。