IP分散の解説サイトにおけるクラスと、IPのクラスについて

Question

SEOについての質問となります。

SEOのIP分散の解説サイトの多くには、Cクラスより上位からの被リンクでなければ、
同一サーバとみなされてIP分散の効果がないとされています。
その際の説明で、「111,222,333,444」のIPがあれば、左からA,B,C,Dクラスとされています。

これは、IPアドレスにおけるクラスとは内容が異なっており、
実際には何を指しているのか判りません。

こちら、そもそもIPにおけるA～Eクラスと、IP分散におけるクラスの分類は、
言葉こそ同じものの、別物になるのでしょうか？
それとも、IP分散においてIPアドレスのA～Eクラスが関係あるのでしょうか？

ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示をお願い致します。

【参考サイト】
オモシロSEO 様 IP分散について正しく理解をしてほしい
http://af-seo.com/?p=165

Qiita 様 IPアドレスの基礎知識
https://qiita.com/mogulla3/items/efb4c9328d82d24d98e6

Answer 1

質問の答ではないのですが、そもそも「自ら、あるいは購入して被リンクを大量に設置する」ようなSEOは、やるべきではありません。ということで、まっとうなSEOをする上では、「IPアドレスの分散」なんていうことを考える必要性はないはずです。

まず、2010年時点で書かれたIPアドレス分散とSEOの関係 - IPアドレス分散は本当に「リンクの価値が上がる」のか？には、以下のようにあります。

繰り返しになりますが、一般的に、企業内のSEO担当者が、通常のSEO実施活動においてIPアドレスのユニーク性を考慮する必要はありません。（中略）普通に自然リンク獲得の活動を行っていればIPアドレスは分散されて当然の話なのです。
（中略）しかし、ちょっとグレー、あるいは手法そのものがブラックハットなものを、グレーに薄めるために、IPアドレスを分散させる必要があります。

そして、今のGoogleの公式ガイドラインには、以下のようにあります。

基本方針

• 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
• ユーザーをだますようなことをしない。
• 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
• どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

次のような手法を使用しないようにします。（抜粋）

• リンクプログラムへの参加
• 誘導ページ

ユーザーの方を向かないSEOは、いつ叩き落されたとしても文句のいえないものです。