バックエンドエンジニアに必要なスキル

Question

お疲れ様です。

私は、バックエンド側のエンジニアを目指しているというか、バックエンド側の業務を中心に行いたいと思っておりますが、まずはじめに学ぶべきScript言語は、JavaScript、PHP、Perlのどれに
するべきか迷っております。

やはり、JavaScriptからが良いのでしょうか？

漠然とした質問で申し訳ありませんが、皆さんの経験等から、アドバイスいただけたらと思います。

Comments

[sii_side]

一口にバックエンドと言っても多岐にわたりますから、どんな分野に興味があるとか、具体的にどんな案件に携わりたいとか、どんなものを作りたいとか、背景が見えないと回答する側も選びにくいのではないかと思います。なぜスクリプト言語で、なぜ選択肢がその3つなのか、現在どのようなステージにいて、各言語のどこに着目して選んだのか、もう少し詳細に書いてみてはいかがでしょうか。

Answer 1

やはり、JavaScriptからが良いのでしょうか？

この1行でフロントエンドとバックエンドの違いが分かってない事が読み取れます。
ちゃんと調べてください。

と思いましたが、もしかして貴方は2年目のフロントエンジニアさんなのですか？
「やはり、JavaScriptから(Node.js使いになる選択肢)が良いのでしょうか？」と補うことで意味が通じます。
その場合、どの程度JavaScriptに精通しているのかが基準になるでしょう。

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まずはじめに学ぶべきScript言語は、JavaScript、PHP、Perlのどれにするべきか迷っております。

その3択ならば、PHP一択でしょう。
しかし、RubyやPythonが選択肢から削られた理由がわかりません。
有力だと思いますので調べて検討しなおしてみてください。

PHP

バックエンドエンジニアの仕事の半分はWebサーバの構築です。
Apacheのおまけでポンと動かせるPHPは身軽で良い選択肢の一つでしょう。

しかし、もう半分はLinuxを弄り回す仕事です。
PHPはHTMLを簡素な記述で素早く作って返す事に特化しているので、
RubyやPythonといったWebサーバに特化していないスクリプトの方がLinuxOSを弄り回す事に向いています。

つまり、バックエンドエンジニアとして大成するならばPHP1本で最後まで通す事は困難です。
PHPを選ぶ場合、コンパイル言語でもなんでも良いので第二言語を持っておく事をオススメします。
（因みにBashも立派なスクリプト言語でLinuxの操作が最も得意な言語と言えるので、役割分担がしやすくオススメです)

JavaScript

JavaScript(以下JS)はそもそもブラウザ上で動くフロントエンドの為の言語です。
jQueryにおんぶ抱っこの状態から脱却した実力のあるフロントエンドエンジニアならば
JSの知識を活かしてNode.js使いになるルートが残されています。

しかし、JSを一通り扱える事がNode.jsの条件なので、
ゼロからバックエンドエンジニア目当てに始めるのは中々辛い所があります。

軽くJSの歴史に触れますが、JSは登場後慎ましい変化で生きてきました。
AjaxやNode.jsが普及して多数のエンジニアがJS使いになりましたが、
あまりにJSの言語仕様の糞ぶりにエンジニア達の不満が爆発。
2015年以降、毎年新しい構文が追加されるようになりました。

ES2015という新仕様の実装でJSはイケてる構文を大量に仕入れました。
ES2016は比較的穏やかな進化でしたが、ES2017のasync/awaitも大概歴史が変わりますし、
ESNEXTとして提案されている物に全てのコードが過去になる程の革命的な構文がいくつも眠っています。

構文増えただけで良いことじゃん！いやいや、そう単純ではありません。
既存の書籍やブログ記事ので紹介されているコードがすぐに過去のものになり、
新しいブログ記事でこの書き方はバグを呼び込むので辞めましょうと説かれる始末。
古い書き方してる不勉強や老害は○ねとか思われちゃうわけですよ。

JS、ES、Node.jsの世界を行ったり来たりして勉強し続ける必要があり、
記事(と対象のJSのバージョン)によって書いてある事がまるで違うので勉強は捗らないでしょう。
この辺の事情がバックエンドエンジニアとしてNode.js使いを目指した時のツラミとして出て来るでしょう。

Perl

PerlはWebサーバとしての利用は廃れているのでオススメ出来ません。
2000年以前は動的なWebサイトを構築する場合、Perl+CGIという構成が一般的でしたが、
2000年に楽天がPHPを採用した辺りから一気にPHP人気に火が付き、その役目はPHPに取って代わられました。

別にWebサーバ利用でPerlという言語が他のスクリプト言語に劣っているわけではありません
(前の回答で劣っていると言いましたが訂正しておきます)
Sinatraクローンから成長したWebフレームワークは存在しますし、案件も探せばボチボチあります。
ただし、多くのベンチャー企業やSIerなどなど…新卒エンジニア向けでPerlを教える企業はほぼ皆無といって良いでしょう。
ゼロから覚えてバックエンドエンジニアを目指すとすれば向いていないと判断せざるを得ません。

第二言語としては良い選択肢でしょうね。
コマンドの出力結果をパイプで繋いで、ワンライナーのperlで加工する凄腕エンジニアが居ますが、その人の生産性は群を抜いています。

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バックエンド側の業務を中心に行いたいと思っておりますが、まずはじめに学ぶべきScript言語は...

「どの言語でも大して変わらないからさっさと勉強しろ間抜け」が正解です。

もし一つの言語が飛び抜けて優れているならその言語以外はすっかり廃れているはずでしょう。
実際にはちょっと得意不得意が違う程度の団子状態です。
そもそもスクリプト言語というのはすぐ動作させて確認出来る、1つの用途に特化している言語です。
それ以外のモノに当てはめて何でもかんでも一つのスクリプト言語で頑張るのは無理があります。

また、メジャーな言語には当然オススメ出来るメリットがありますが、
マイナー言語にも何人ものエンジニアが崇拝するだけの意味がちゃんとあります。
ただ、その分マイナー言語はマイナーである原因、例えば難解で学習コストが高いといったデメリットは存在します。

例えばPerlはマイナー言語の代表で、覚えるべき記号やお約束ごとが多すぎる言語です。
しかし、Perlをマスターした人間はこの大量の記号を駆使して簡素なコードで表現でき、「えっ、PHPで20行のコードがたった5行！？」みたいな実力を発揮することもあります。

したがって「まずはずめに学ぶべき…」に返すべき回答は、
「どの言語でも大して変わらないからさっさと勉強しろ間抜け」となります。

Comments

[退会済みユーザー]

詳細なアドバイス有難うございます。
>RubyやPythonが選択肢から削られた理由がわかりません。
とのことですが、まずは、簡易的にでもWebサーバーとのデーターのやりとりの流れを学ぶには、PHPがよいのかなと思って、RubyやPythonは記載しませんでした。確かに、Pythonは調べる限りでは、色々できて便利そうですが・・・