yumなどのパッケージインストールとソースからインストールする違いについて

Question

パッケージインストールとソースインストールの違いについて
私は以下のように認識しています。

パッケージインストール

メリット

• 簡単にインストールが可能
• 依存パッケージを自動でインストールしてくれる

デメリット

• 最新バージョンが使えない
• 必要のないパッケージまでインストールされる
• 異なるバージョンのミドルウェアが使用できない

ソースからインストール

メリット

• 最新バージョンが利用できる
• 異なるバージョンのミドルウェアが共存出来る
• 無駄なパッケージが入らない
• 必要なくなったらインストールしたディレクトリ毎消せばOK

デメリット

• インストールに時間がかかる
• インストールまでに専門知識が必要
• 依存パッケージを調べ自分でインストールしなければならない（コンパイル時のgcc等）

私はこのくらいしか分かりませんが、もっと双方にメリット・デメリットがあれば教えていただきたいです。お願いします！

Answer 1

そのほかのパッケージインストールのメリットとして自分が感じるのは、脆弱性が発見されたときなどにアップデートが簡単で、セキュリティパッチがバックポートされることあたりですね。

Answer 2

ソース＆コンパイルオプションを変更できます。

• どの版のOpenSSLを使っているか推定されるのがいやだったので、ソースを変更して簡単には推測できないようにしたことがあります。
• ソースコードを見ると「Use your source!」とあって非標準の組み込み関数が使えるようになっていたスクリプト言語の処理系がありました。
• デバイスドライバに近い層で、普通にコンパイルすると大量の機器に対応するライブラリが作成されるものがありました。コンパイルに時間もかかるし、インストール後もファイルサイズが大きいので、必要なものだけ選ぶようにしました。

　その代償は、勿論、ソースコードを良く読む必要があることです。

• 結構時間かかります。そのパフォーマンス等がキーになる場合のみ、時々行います。OpenSLLの版数の推定が難しいとアタックが減るか？とか、穴があるOpenSSLのフリをするとアタックが増えるか とか。
• 毎回同じことを行うのは疲れます。非標準と思っていた処理が標準になったり、完全に無くなったり。