R言語でできることが、Pythonでも出来るという話を聴いて、実際はそんなことあるのだろうかと疑問に感じています。R言語はpythonに取って代わられてしまうのでしょうか?
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今のところ統計処理とグラフ作成の分野に限ればRは圧倒的にpythonに勝っていると思います。論文などで何か目をひくグラフを見かけたら、それを構築するためのRライブラリは必ず公開されているといっても過言ではありません。
確かに、pythonは汎用性に富み、SciPyやpandas, Matplotlibなどの強力なライブラリが存在し、Rで可能な仕事をこれらで代替することは可能ではあります。しかし、まだRのライブラリの充実ぶりを凌駕する段階ではありませんし、これらの膨大なRライブラリが全てpythonに移植される日が来るとはちょっと考えにくいように思います。
ただ、私は仕事でかなりRとperlを使っているのですが、Rには大きな弱点があると感じています。それは、バッチ処理に弱いということです。
ビッグデータの処理となると、対話処理ではやっていられません。いくつもの重い処理を組み合わせていかなくてはならず、スクリプトを開発する必要があります。ところが、Rにはまともなデバッガがありません。スクリプトが一発で最後までうまく走るということは現実的にはまずなく、途中でエラーが出て止まるわけですが、いったいどこで止まったのか、スクリプト中の行番号さえ(直接的には)教えてくれません! perlやpythonではちょっと考えられないことです。Rstudioなど使えば少しはマシになりますが、これはこれで融通が利かないところがあって、私はRで1000行ほどのスクリプトを書いたのですが、何度もブチ切れそうになりましたね。
基本的にRは対話モードで試行錯誤を繰り返して仕事をこなしていくスタイルを志向しています。それはそれで結構なことです。しかしバッチ処理はperlやpythonの方が明らかに向いています。特に、Rとpythonの間ではオブジェクトの交換が比較的簡単にできるので、処理の大枠やデータフレームの構築などはpython側でカバーし、統計処理本体やグラフ作成はR側でという住み分けが最も現実的ではないかと思います。
投稿2017/12/30 06:16
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2017/12/30 15:45