ユーザーと管理者でログイン後の権限を変えたい

Question

php7となりますが、
会員登録されたユーザと管理者でそれぞれ管理出来るものを変えたい場合、
一般的にはどういう考えで設定していることが多いのでしょうか？

ユーザーログイン
myページのみ　名前　メールアドレス　パスの変更
などを変更可能

管理者ログイン
管理者ページ
ブログを書く　ユーザー情報を読み書き　パスの変更
などを操作可能

仕様的には見えるものが全く違うのでそれぞれに権限＋見せる画面も変えたいのですが、
こういった場合は管理画面を二種類作っているのでしょうか？
またそういった場合の大まかな作りを教えて頂けますでしょうか？

管理者のログインIDなどで判定？　if文？
権限はロールなどをDBに新たに追加？　ロールの部分が1の場合は管理者とか？　if文？

その判定方法なども併せて教えて頂ければ幸いです

よろしくお願いします

Answer 1

簡単なのはご自身で提案されているように、ロールというカラムをユーザーテーブルに追加して、そのフラグをもってして、if文で判定する、というものだと思います。

ただ、権限はえてして細分化したくなるので、ユーザー自体のテーブルとは別にユーザーの権限を保管するテーブルを作り、ユーザーに紐づけ、1対多が可能なようにすると、より汎用性が増すと思います。

特定の処理に入る前に、ユーザの権限を取得して、その中に「管理者ロール」があれば、その処理に入る、
みたいな感じです。こうすれば、画面ごとに権限をつけることも可能で、アプリのリリースと機能のリリースタイミングをわけることもしやすくなります。

Comments

[creative_09]

詳しくありがとうございます
細分化のほうが今後を考えて処理しやすくなる可能性は大ですね
初心者すぎて理解できない部分があるのですが
ユーザー（閲覧）
プレミアムユーザー（閲覧＆機能）
管理者（オール）
以上をすべてひとつのテーブルへ登録
別のテーブルでロール、ユーザーIDといった2つだけの物を用意
管理者が一人の場合は1行のみといった中身で運用可能ということでしょうか？

そしてロールが「１」になっていた場合は、if文で管理者専用の画面を見せるといった流れで把握としてよかったでしょうか？

[ketztaro]

>管理者が一人の場合は1行のみといった中身で運用可能ということでしょうか？

↑すみません。この一文はよく理解できませんでした。

自分のイメージをもう少し詳しく説明しますね。
作るテーブルは、userとuser_roleの2つです。
userテーブルはuser_id, user_name, email_addressなどのカラムを持ちます。

user_roleテーブルはuser_id, roleの2つのカラムを持ちます。

ここで、ユーザが3人いたとします。
Aさんは、閲覧のみ、Bさんは、閲覧と編集、Cさんは閲覧と編集と管理者機能のロールを持っているとします。

その時、userテーブルは
1, A, [e-mail]
2, B, [e-mail]
3, C, [e-mail]
となります。

そして、user_roleは以下のようになります。
1, read
2, read
2, write
3, read
3, write
3, admin

アプリ側の処理は、
ログインユーザのidで、user_roleテーブルを検索して、取れたレコードの中に「admin」があれば、管理者用ページを表示する
みたいな感じになります。

[creative_09]

おーすごく参考になりました。
わかりやすくありがとうございます

[ketztaro]

もし本当にこの方式でやるなら、権限をいちいちDBにクエリしに行くのはパフォーマンス的によろしくないので、ログイン時に一度だけクエリして、セッション変数として保持しておくような作りが良いと思いますよ。

そこまで、権限に係る仕様が変化する見込みがなかったり、とりあえずプロトタイプを作成するだけなら、わざわざテーブルを作らず、userテーブルにadmin_roleカラムを作って、そこにYかNどちらかを入れることで管理者権限だけ識別できるようにするのもありだと思いますよ！もちろんY/Nのかわりに1か0でもいいと思います。

[creative_09]

なるほど。パフォーマンスまで考えておかないとだめですね。。。
逆にプロトタイプでなら、userテーブルに入れ込んでもいいってことは本番では好ましくはないのでしょうか？
また、自由な登録が出来るものを想定しているので、データベース的にその項目があるとセキュリティ的にどうなのか知りたかったところです。
権限は管理者、編集者、閲覧ユーザーで考えております

[ketztaro]

「プロトタイプなら」と言ったのはとにかく早く動くものを作りたいなら、という意味です。アプリ側も、テーブルを増やすよりカラムが増える方が、さしあたっての実装は楽だと思うので。。。

設計の「どうすべきか」を考える時に、より重要になるのは、そこを今後変化させる必要が出てくるかどうかだと思います。

権限が、管理者、編集者、閲覧の3つだけで変化しないなら、userテーブルへのカラム追加でも十分だと思います。
しかし、今後、編集者権限を、書き込みと削除に分けたくなったり、画面ごとに開ける開けないの権限をつけたくなったり、といった仕様変更があると、その都度カラム追加していくのは辛くなってきます。テーブルのスキーマ変更はアプリの変更より、手間がかかることなので。
その点、user_roleテーブルがあれば、テーブルのスキーマは変えずにuser_roleへのレコード追加だけで、権限を追加することができるので、仕様変更には強くなります。

仕様変更しそうかどうか、仕様変更しそうでも、とりあえず今は早く作る必要があるかどうか。その辺のバランスを見て決めるとよいと思います。

セキュリティ的には、user_roleテーブルを作る方式でも、カラム追加方式でもそこまで変わらないと思います。
ただ、どちらにせよwebページのソース上や、クライアントへのレスポンスに権限系の情報を含めないようにしたほうが良いと思います。
そのためにもテーブルを分けておいたほうがポカよけにはなると思います。

[creative_09]

詳細ありがとうございます
今後の運用も含め設計を考えれば閲覧のみを別で作り、管理者・編集者はroleでということになりそうです。
出来るかはこれから考えたいと思います。おっしゃるとおり、今後も見据えた上で、やりたいことを優先しての考えで行きたいと思います
ありがとうございました