natができて、ipマスカレードが出来ないことはありますか？

Question

とあるネットワークの授業でのことです。
natの目的と使用用途についてテストがあり、テスト直しをしています。

nat・・・
1対1の通信でルータの変換テーブル用いグローバルipアドレスとLAN内のプライベートIPアドレスを紐付けし、パケットのヘッダにあるipアドレス情報を付け替える技術

ipマスカレード・・・
1対多の通信でルータの変換テーブルでLAN内のプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを紐付けし、パケットのヘッダにあるipアドレスの情報とポート番号の付け替えを行う技術

広義ではnatはipマスカレードを包括しているものであるということまではわかっています。

しかし、先生から具体的な使用用途でnatが出来て、naptが出来ないことがあると教えていただいたのですが、調べてみてもそれがわかりません。

もしネットワークに強い方いましたら教えて頂きたいです。

Answer 1

こんにちは。

回答ではないです。ごめんなさい。

先生から具体的な使用用途でnatが出来て、naptが出来ないことがある

理論的には、ポート番号が途中で変化すると不正パケットとして破棄されるけど、IPアドレスの変化は許容するようなプロトコルの中継が該当すると思います。結構レアと思います。

IPsecのESPが該当しそうです。しかし、IPSecの場合、ESPに先立つAHでIPアドレスも変化するとダメなのでNAT越えできませんから、実使用上はIPSecも該当しません。第2回　インターネットVPNの基礎知識 (3/3)

とはいえ、標準規格にあってメジャーではないもののなかに該当するプロトコルが存在する可能性はあります。

Comments

[Kuri9898]

ありがとうございます。もう少し調べてみようと思います。
本日の朝先生と話したのですが、少し見当違いのことを調べていたようです。
根本的にnatというのはプライベートIPアドレスに対して作用するものですが、それではまだ具体的ではないとお話を頂きました。
その後考えてみたのですが、
natは通信する際にルータ側のテーブルでプライベートIPアドレスを
契約したISP側から与えられたグローバルIPアドレスに変換しますが、送るパケットのヘッダー部分にプライベートIPアドレスが格納されていてそのデータに対してnatが作用するという認識で良いのでしょうか？

[Chironian]

> 送るパケットのヘッダー部分にプライベートIPアドレスが格納

これはないです。NATは基本的に１対１です。同時に外部と通信できるLAN内のPCは1台だけです。
NATは外部から来たパケットをその１台へ中継します。中継する際に、LAN→WANの時は送信元IPアドレスをプライベート・アドレスからWAN側のグローバル・アドレスへ書き換えます。WAN→LANの時は逆に送信先IPアドレスをWAN側のグローバル・アドレスから、当該PCのプライベート・アドレスへ書き換えます。

[Kuri9898]

回答ありがとうございます。やっと分かりました。