データベースへの挿入 プレースホルダ

Question

データベースへの挿入時、INSERT INTO test (id, name) VALUES (?,?)とINSERT INTO test (id, name) VALUES (:id, :name)の２つのプレースホルダがあると思いますが、どう使い分けるのですか？

Answer 1

名前付きパラメータ方式は同じ名前のデータを再利用できます
※ただしエミュレーションオプション（ATTR_EMULATE_PREPARES）による
また順番に依存しません。
デメリットはユニークな名前を付けていくのが面倒ですね
（まぁ名前付きなので当たり前なのですが）

一方、疑問符(?)方式は与えられたデータを順番に画一的に処理をするので
単純にデータを流し込むプログラムで書く時に非常にラクです。
デメリットは型指定をするときのbind処理の際に番号を指定したりするのは面倒なことでしょうか

Comments

[ryo-dev]

回答ありがとうございます。
「bind処理の際に番号を指定したりする」というのは、どういった処理の事かおしえていただけませんか？

[yambejp]

> bind処理の際に番号を指定したりする

一般に疑問符方式は
$sql="select * from xxx where aaa=? or bbb=?"; として
$data=[100,'hogehoge'];
$stmt = $pdo->prepare($sql);
$stmt->execute($data);
のような流し込みになります。
これはプログラムで処理する場合相当ラクです。

逆に投入するデータの型指定するためにbindParamしたい場合
$sql="select * from xxx where aaa=? or bbb=?";
$aaa=100;
$bbb="hogehoge";
$stmt->bindParam(1, $aaa, PDO::PARAM_INT);
$stmt->bindParam(2, $bbb, PDO::PARAM_STR, 12);
$stmt->execute();

のように正しく番号をふってやる必要があるわけです
そうなるとほぼ名前付きと同じなので、疑問符方式の良さが消されてしまいます

[ryo-dev]

なるほど、ありがとうございます。
値が３つある時は、$stmt->bindParam(３, $bbb, PDO::PARAM_STR, 12);
としてあげる必要があるということですね

[yambejp]

そうですね。
でも私が疑問符方式を使うのは単純な流し込みをする前者の場合です。
たとえばmysqlのlimit句の様にINT型しかデータを受け付けてくれないような
ケース以外疑問符方式でbindする意義は感じません
（ちゃんとやるなら名前付きをつかう）

[ryo-dev]

そうですね。
詳しく説明ありがとうございます。