Windows10でのUWP以前のWinRTプログラムの互換性について

Question

Visual StudioにてWindows10で動作するデスクトップアプリを開発するとき、
UWPではなくWindows10以前のWPFなどの環境でWindows Runtime APIを用いる場合について、
どのサイトでも素直に参照に追加するのではなく、プロジェクトをアンロードしてcsprojファイルを編集して
<TargetPlatformVersion>や<Reference Include=～などを追加しているように思います。

これは、Windows10で今後アップデートなどが入った際に、
Windowsランタイム等の互換性と正常に動作することが保証されていないためでしょうか？
たとえば今後Windows10のアップデートなどによって、WinRTを使用したデスクトップアプリ等に不具合が起こる可能性はありますでしょうか？

Answer 1

こんにちは。

この編集は、クラシックデスクトップアプリケーションのテンプレートが、WinRTメタデータファイルを参照する機能がないというだけとかじゃないでしょうか（UWPだとコア）

いずれにせよ、MicrosoftのドキュメントでもWinRT互換APIを呼び出すこの手順は存在していたと思いますので、保証されていないということは無いと思います。
デスクトップで利用できるWinRTAPI一覧がちゃんと用意されているはず。

Comments

[ibuki]

ご回答ありがとうございます。ドキュメントについて、調べてみました。
手順を示すMicrosoftのドキュメントはこれでしょうか。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/jj856306.aspx
また、デスクトップで利用できるWinRTAPI一覧はこれでしょうか。
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/dn554295(v=vs.85).aspx
ただ、これは8xを対象としていると書かれています。
UWP(Win10)で追加されたWinRTというのはあるのでしょうか？
Win10版のようなものがあるのであればそちらのページを参照しなければいけないでしょうか？私が探した感じでは見つけられませんでした

[Tak1wa]

以下ページに記載のある UWP API が Win8.1 まで WinRT API と呼んでいたものの Win10版と考えてよいでしょう。
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/mt695951

Win10になって、Win8.1 向けのAPIにさらに追加されたというわけではありません。