WPFでのWiFiDirect実装方法について

Question

Win10のVS2017の.NET Framework4.6にて
以下のWindows.Devices.WiFiDirect NamespaceをUWPでなくWPFで実装したいと思い、C#でExamplesコードをコピペしてみました。
https://docs.microsoft.com/en-us/uwp/api/windows.devices.wifidirect

すると、以下のコンパイルエラーが発生しました。

エラー CS0012 型 'IAsyncOperationWithProgress<,>' は、参照されていないアセンブリに定義されています。
エラー CS0012 型 'IAsyncActionWithProgress<>' は、参照されていないアセンブリに定義されています。
エラー CS0012 型 'IAsyncAction' は、参照されていないアセンブリに定義されています。
エラー CS0012 型 'IAsyncOperation<>' は、参照されていないアセンブリに定義されています。

対象を調べて、
using Windows.Foundation;
を追加してみたのですが、解決しませんでした。

もう少し調べると、参照にRuntimeを追加しないといけないとあったので
COMにJSApplication Runtime Libraryを追加してみました。

そうすると上記のエラーは消えたのですが、新たに
COM 参照 "b2a4a181-913d-11cf-8c81-0020afe5f0b2" バージョン 1.0 を解決できませんでした。オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。
というエラーが発生しました。

このエラーの解決方針か、あるいは参照にRuntimeを追加する以外の対処法はありますでしょうか

Answer 1

UWPアプリは作成したことがないので外していたらすみません。

もう少し調べると、参照にRuntimeを追加しないといけないとあったので

COMにJSApplication Runtime Libraryを追加してみました。

これはどこからの情報でしょうか？
ざっと検索した、

• https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/mt244265(v=vs.85).aspx
• https://blogs.msdn.microsoft.com/mspfe/2013/09/23/winrt-for-desktop-apps/
• http://grabacr.net/archives/7141

等を見ると、Runtimeの追加の仕方が異なっているように思えます。

なお、こちらの環境では以下の手順でコンパイルは通るようです。

<Reference Include="Windows.winmd">
<HintPath>$(MSBuildProgramFiles32)\Windows Kits\10\UnionMetadata\Windows.winmd</HintPath>
</Reference> 
<Reference Include="System.Runtime.WindowsRuntime, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089, processorArchitecture=MSIL">
<SpecificVersion>False</SpecificVersion>
<HintPath>..............\Program Files (x86)\Reference Assemblies\Microsoft\Framework.NETCore\v4.5\System.Runtime.WindowsRuntime.dll</HintPath>
</Reference>

csprojの適切な箇所に上記を追加。パスや参照先バージョンは適宜修正してください。
TargetPlatformVersionはなくても問題なさそうです。

ソース上は

using Windows.Foundation;

の追加です。
実際の動作に関しては確認していません。

また、こちらも参照しました。
https://ufcpp.wordpress.com/2012/09/18/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AEwinrt-api%E5%88%A9%E7%94%A8/

Comments

[ibuki]

ありがとうございます。
プロジェクトをアンロードしてcsprojを編集し、

<TargetPlatformVersion>10.0.14393.0</TargetPlatformVersion>

および

<Reference Include="System.Runtime.WindowsRuntime">
<HintPath>C:\Program Files (x86)\Reference Assemblies\Microsoft\Framework.NETFramework\v4.5\System.Workflow.Runtime.dll</HintPath>
</Reference>

を追加したところ、上記のエラーは消えました。
しかし、新たに以下のエラーが発生しました。

エラー CS4036 'IAsyncOperation<WiFiDirectDevice>' に 'GetAwaiter' の定義が含まれておらず、型 'IAsyncOperation<WiFiDirectDevice>' の最初の引数を受け付ける拡張メソッド 'GetAwaiter' が見つかりませんでした ('System' の using ディレクティブが不足していないことを確認してください)。

さらにusingやcsprojに追加するのかと思い、GetAwaiterまわりを調べてみましたが、解決できませんでした。

[mituha]

繰り返しっぽくなりますが、なぜ、`System.Workflow.Runtime.dll` を追加したのでしょうか？
紛らわしいですが、Workflowはワークフロー用のDLLであり、今回の件とは関係ありません。
その前の `JSApplication Runtime Library` もJavaScript関連っぽい気がします(詳細不明)し関係なさそうです。
修正過程を見直すことで質問前に解決できることも増えると思います。

なお、こちらの環境では以下の手順でコンパイルは通るようです。
```
<Reference Include="Windows.winmd">
<HintPath>$(MSBuildProgramFiles32)\Windows Kits\10\UnionMetadata\Windows.winmd</HintPath>
</Reference>
<Reference Include="System.Runtime.WindowsRuntime, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089, processorArchitecture=MSIL">
<SpecificVersion>False</SpecificVersion>
<HintPath>..............\Program Files (x86)\Reference Assemblies\Microsoft\Framework.NETCore\v4.5\System.Runtime.WindowsRuntime.dll</HintPath>
</Reference>
```
csprojの適切な箇所に上記を追加。パスは適宜修正してください。

ソース上は
```
using Windows.Foundation;
```
の追加です。
実際の動作に関しては確認していません。

また、こちらも参照しました。
https://ufcpp.wordpress.com/2012/09/18/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AEwinrt-api%E5%88%A9%E7%94%A8/

[ibuki]

ありがとうございます。
模索しているうちに手順が混乱してしまったのだと思います、混乱させて申し訳ありません。
ソースのusingに加えて、csprojに上記を自パスに置き換えたものを追加したらコンパイルが通りました。
動作はこれから確認しようと思います。
大変助かりました。ありがとうございました

Answer 2

一番のソリューションは、UWPで作ることだと思います。
UWPとWPFは、プログラミングは、似ているけど、内部的には、別物だよ。

Comments

[ibuki]

ありがとうございます。
そうですね、UWPでは例文がうまく通りました。
しかし同プロジェクトの他の方が、UWPはファイルアクセスのセキュリティが厳しく好きな場所にファイルを保存できないのが嫌なのでWPFを使用したい、ということになったので、WPFで動作確認をしてほしいとのことでした。