DRAMチップの中に0か1(ON/OFF)を記憶する1ビットのメモリーセル（格子状）は無限大に配置されている？

Question

このサイトでは関係ない(？)ような質問だと思いますが、
コンピュータの基礎の基礎 - Part2　RAMの物理的な内部構造は：ITproのページの図2●DRAMの内部構造
を見るとメモリセルが無限大にあるように見えるのですが、
実際には1つのDRAMチップの中にはメモリセルが何個入っているのでしょうか？

さらに図2●DRAMの内部構造の下記にはこんなことが書かれています。

一般的なパソコン用DRAMでは格子面が1チップの中に4、8、16個内蔵されており、アドレスを入力するとそれぞれ4、8、16ビットのデータが同時に出力される。

と書かれており、さらに

　パソコンのDRAMチップは、メモリーセルの格子面を複数持つのが一般的だ。このため、1回の行／列アドレス指定で複数（格子面の数）のデータを出力できる。パソコンでは一度に4ビット、8ビット、16ビットを出力するDRAMが使われており、それぞれ「×4」「×8」「×16」のDRAMなどと呼ばれる。

と書かれていますが、これは1つのチップにメモリセルが4個・8個・16個入っていることなんでしょうか？

なんか**図3●メモリーモジュールのデータ出力**を見ると上記のように見えますが、なんか間違っていますでしょうか？

わからずじまいで本当にすいません。　よろしくお願いします。

Answer 1

格子面が1チップの中に4、8、16個内蔵されており、

という文章を読んで、

1つのチップにメモリセルが4個・8個・16個入っている

と思ったと言うことは、格子面とメモリセルが同じ物だと思っていると言うことですね。
図で、明らかに違うものとして描かれているのですが。

一度、頭の中を空にして、もう一度、記事をよく読み直してください。

Answer 2

メモリセルが無限大にあるように見える

有限です。

1つのDRAMチップの中にはメモリセルが何個入っているのでしょうか？

基本的にそのDRAMの容量のビット数分と考えるのが妥当と思います。それ未満では有り得ませんし、それより何倍も多いとも考えにくいです。制御用にメモリーセルが何個か余分にあるということはあるかも知れませんね。

と書かれていますが、これは1つのチップにメモリセルが4個・8個・16個入っていることなんでしょうか？

メモリセルが4個・・・ではなくメモリセルのグループ(=内部にあるチップ)が4個・・・入っていると考えるとよいと思います。セルは1ビットのことですからDRAMチップにセルが16個と考えてしまうとDRAMのメモリー容量が16bitしかないことになってしまいます。

DRAM内部の一つのチップを読みだす際を例として入力と出力の関係を考えますと、入力はアドレスで出力はそのアドレスに当たる場所のいくつかのセルの記憶データと考えることができます。出力の信号線(データ線)がチップあたり8本あるなら1回のアドレス指定でそのチップからは8ビットのデータがやりとりできます。

そのようなチップが8個搭載されているDRAMなら8x8=64bitのデータが一度に取り出せるということです。