javaのこの記号(k, v) =>

Question

これは何と言うのでしょうか。
たまに見かけるのですが、何かの省略形でしょうか。

Answer 1

過去の質問をみると質問者さんはJava/Javascriptどちらもおやりになるようですので・・・

Java(Java8以降): ラムダ式(lambda expression)

例：
(Type1 arg1, Type2 arg2) -> ...
(arg1, arg2) -> ...

Javascript(ES2015(ES6)以降): アロー関数(arrow function)

例：
(arg1, arg2) => ...

詳しくは上記のキーワードで調べればよいです。

Comments

[uer03108]

いつも有難うございます。
ごっちゃになっていました。

javaの場合は、CollectionsやList, Map等でコードを簡略化できそうですね。

[KSwordOfHaste]

functional interface(overrideすべきメソッドが一つしかないインターフェース)が引数になっているあらゆる場面で使うので利用機会が多いと思います。挙げておられる例も代表的と思いますが、Comparatorを指定するArrays.sort、java.util.Stream関連、JavaFXのイベントハンドラーなどなど活躍する場面はとても多いですね。

Answer 2

「=>」ではなく「->」ですよね？
Java 8から新しく言語仕様に導入された「ラムダ式 (Lambda Expression)」による記述ですね。
Java 7までは存在しないので、古いテキストには載っていません。
ラムダ式は簡単に言えば、メソッドが1つしか宣言されてないインターフェイスに対する匿名クラスの実装を簡単に書くため仕組みです（厳密には少し異なる部分もありますが）。

具体的には、メソッドの実装を以下のような書式で書くことができます。

(仮引数リスト) -> {メソッド本体}

ちなみに仮引数リストが1つだけの場合には()を省略することができますし、またメソッド本体がステートメント1行の場合には{}を省略することができます。

以下のコード例は基本的にすべて等価です。

interface Foo {
    public void doSomething();
}

(1) インターフェイスの実装クラスを使用する場合

class FooImpl implements Foo {
    public void doSomething() {
        // 実装
    }
}

Foo foo = new FooImpl();
foo.doSomething();

(2) 匿名クラスを使用する場合

Foo foo = new Foo() {
    public void doSomething() {
        // 実装
    }
}
foo.doSomething();

(3) ラムダ式を使用する場合

Foo foo = () -> { // 実装 };
foo.doSomething();

コード例からわかるように、ラムダ式を使用するのが一番簡単に記述できます。

Comments

[uer03108]

ご回答有難うございました。
メソッドが1つしかない場合に、メソッド名を省略できると言うことですね。

[amadablam]

そういうことです。1つしかないので省略しても推論可能なので。

Answer 3

おそらく、ラムダ記法による記述になります。

Java SE 8でのラムダ式とストリームを利用する新しいAPIと拡張API
https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/technotes/guides/language/lambda_api_jdk8.html