Windowsタスクスケジューラからのバッチ起動

Question

WindowsSerever2012R2の運用管理をしています。
今回、イベントログを別のWindowsファイルサーバ(同OS、バージョン)に
バックアップするバッチをつくろうと思っているのですが、
ShellとVBSもしくはPowershellどれで構築するとメンテナンス性が高いのでしょうか？ 組み合わせで、この部分の処理はこの言語、とかでも可です。

ポイントは
・タスクスケジューラで自動実行する
・イベントログの保存は一年で、それより古いものは肥大化対策のために削除する
・WMIを使用してもいいが、元のイベントログの肥大化対策処理は必要
・バッチが正常に終了しなかった場合に検知できること
・バッチ自体の動作ログを残すこと

です。
普通に考えるとVBSかPoweshellなのですが、なぜかbatからvbsを起動するようにしている例が多く(社内には)、vbsを直接タスクスケジューラに登録するやり方はなにかデメリットが多いのかなと想像しています。

どうぞよろしくお願いいたします。

Answer 1

私の場合は vbs の実行ホストを cscript.exe にするために bat から vbs を呼ぶようにしています。

vbs は、直接実行すると既定では wscript 上で動きますが、bat で cscript を明示してやると cscript 上で動かすことができます（タスクスケジューラで cscript の引数に vbs を与えても同様のことができますが）。

cscript 上で動かすと標準出力が扱えるので他のコマンドとの連携やログが残しやすくなるメリットがあります。
また、bat を使って間接的に呼び出すことで、実装を vbs から js や powershell や exe に変更しても実行するコマンドが変化しないというメリットも考えられます（インターフェースと実装の分離・メンテナンス性）。

ちなみに、これから作るのではれば powershell で実装することをお勧めします。

Answer 2

PowerShellで間に合いそうな気がします。

・イベントログの保存は一年で、それより古いものは肥大化対策のために削除する
→Remove-ItemとWhere-objectで削除用のスクリプトを作成する。
Remove-Item
Where-Object

・バッチが正常に終了しなかった場合に検知できること
・バッチ自体の動作ログを残すこと
→処理を開始する前にStart-Transcriptを実行して、処理が終了後にStop-Transcriptを実行する
Start-Transcript
Stop-Transcript

いかがでしょうか？

Answer 3

単純に社内の歴史的な経緯ではないでしょうか。
WSHがリリースされる以前からbatファイルでメンテナンスプログラムを作っていたりするところで、batファイルでできない処理のみ別のプログラムで対応する、というようなルールになっているとか。

実際に日次バッチとかすべてbatファイルを登録するルールになっていて、内部でcで書いたプログラムや、WSHを組み合わせて呼び出しているような現場を見たことがあります。

Comments

[zukka]

回答ありがとうございます。vbsがない時代の名残なのですね。

Answer 4

vbsを直接タスクスケジューラに登録するやり方はなにかデメリットが多いのかなと想像しています。

ウィンドウを表示させないためにvbsからbatを呼ぶのはちょこちょこ見ましたが、逆はあまり見たことがありません。

メンテナンス性でVBSかPowerShellかと言われたら、PowerShellをおすすめします。

Comments

[zukka]

回答ありがとうございます。やはりメンテナンス面でもPowerShellがいいのですね。
参考にさせていただきます。